上手な質問の仕方とは?企業の実態を把握できる上手な質問の仕方とは?
企業選択のポイントの変化
就活生意識調査のアンケートのデータで、「企業選択のポイントは?」という問いの回答で、
▼年々減少しているもの
・自分のやりたい仕事(職種)ができる
・働きがいがある
・自分の能力や専門を活かせる
というものがありました。
自分の持っているものを活かせる、働きがいのあるやりたい仕事は、最高の仕事であるとも思うのですが、時代はこういう流れになっているようです。
減っているとはいえ、「やりたい仕事」は最も多く回答されていますが、これらとは別に急上昇しているものがありました。
より安定志向、安全志向に
同じアンケートで、
◎年々上昇しているもの
・安定していること
・勤務制度や福利厚生の良い会社
・給料のよい会社
「安定」は二番目に多く回答がありましたが、まもなく「やりたい仕事」を抜くかのような勢いで上昇しています。
「売り手市場」の中、”安定志向”がより鮮明にクローズアップされている構図になっているようです。
不安もなく安定して働ける将来に、より価値を見出しつつあるようです。
採用活動の場面でも、こうした面についての質問を多く受けるようになっていますが、上手に質問をしないと、本質が見えないこともあるかもしれませんね。
例えば・・・
・有給はとれますか?
・入社する社員は定着していますか?
・産休や育休の制度はありますか?
など、こうした質問の仕方では、実態がわかる回答は得られない可能性が高いです。
じゃあ、どう質問すればいいのか・・・?
「実績やデータ」を上手に聞き出そう
ポイントは、具体的に実績やデータが出てくるような質問をすることです。
「有給はとれますか?」は、
「有給取得率はどのくらいですか?」と聞けばいい。
「とれますか?」には、「とれますよ」という回答がきます。
有給はとれる仕組みになっていないと、法的にも問題がありますから。
実績データを聞けば、本当にとれるのか、とりやすい風土があるのか等がわかります。
「社員は定着していますか?」は、
「定着率や退職率について教えてください」など。
「○○%です」と明確な回答が出てくる企業は、信頼度が高いですが、「まあ、それなりに定着している方だろうと思いますよ・・・」と濁すような場合は、「?」と思った方がいいかもしれない。
産休・育休についても、その制度があるのはもはや当たり前ですから、
「現在産休、育休中の人は何名いますか?」
と聞くことで、この制度が本当に機能しているのか、取得できるのが当たり前なのか等がわかります。
ぜひ、「質問の仕方」や「質問力」も磨いて、正しい実態を把握できるような企業研究にしたいですね。
<おまけ>
ただし、芸能レポーターのように、あまりにも露骨にグイグイ質問攻めになったりしないよう、そのへんはご注意も。
ちゃんと空気を読んだ質問ができるかどうかも、選考の大事なポイントになっていますからね。
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