就活ナメんなよ!学生は就活で成長せよ!
バブル期を凌駕する「売り手市場」が今
長年「新卒採用」の仕事をしていますが、今年ほどいわゆる・・・
「売り手市場」
を感じたことは過去ないように思います。それに近いのがもしかしたら、20世紀末に起きた「バブル景気」の頃なのかもしれませんが、その時期私はちょうど社会に出る頃でして。
しかし、昔から不景気と言われている北海道には、バブル景気の恩恵もあまりなかったらしいと記憶しています。
それでも周囲の友人含めて、就職するのが厳しかった、という記憶はなく、やはりそれなりの売り手市場だったのだろうと思います。
売り手市場の中、採用活動の前線にいると、様々な現場に直面するのですが、今回は就活生の皆さんに警鐘を鳴らしたい。(取り越し苦労であることを期待しますが・・)
今の就活生達に対する危惧・・・
20世紀末のバブルの時とは、ちょっと・・・いや、かなり違う「売り手市場」が今であると想像します。
バブル景気の時は、景気は良かったのでしょうが、少子化の問題は今ほどではなく、社会に出る人の数は今よりはるかに多かった。それに、社会はまだ「モーレツ」という言葉に代表されるような、厳しいものがあったと思います。
共通一次試験は5教科7科目も受験したし、徹夜する残業など当たり前、休みを求めるなど、下っ端の分際でおこがましいような風潮があった。
それにもかかわらず、バブル期入社の社会人、企業の大量採用で社会に出たこの時期の人たちは、苦労もたいしたせず、自立心があまりなく、依存体質であり、会社の負担であると言われたりもしていたようです。
一方、来年社会に出る17卒の就活生達は・・・
・一応社会全体は景気が良いと言われている
・東京五輪も控えており特に首都圏等は好景気
・少子化で社会人になる人が圧倒的に少ない
ということで、引手あまたの就活ができています。これは、売り手市場と言われた16卒の比ではない。こうした全体的に楽に就職できることに加えて、
・ゆとり教育にどっぷり浸かっている世代である
ということから、社会に出てから苦労する世代になるのではないかと、危惧しています。
就活 ナメんなよ!
うるさいオヤジの取り越し苦労ならいいのですが、
・会社説明会に申し込んで無断欠席する
・入社試験にも何の連絡もなく来ない
・来ないから連絡とろうとしても無視する
・ひどいのは内定もらった後にフェードアウトする
少なからずこういう人がいる以上、この世代は就職後社会の洗礼を受けて、痛い目にあいかねない。就活は社会人になる、とても良い訓練の場であると私は心の底から思っていますので、こういう就活をやる人たちには、ガツンとやってやりたい。
そういう若い人を作ってしまっているのは、今の大人の責任であるとも思うので、社会に出た後、我々が責任もって鍛え直さないといけないのだろうとも思います。
もちろん、全員がそうなっているわけではありません。早くから当社のインターンシップに参加している人たちなど、素晴らしい考え方、心の持ち方で頑張っている人もたくさんいます。
同じように、就活生皆さんが、就活を通じて社会人になる経験値を積んで、成長していってもらいたいと思っています。
きっと、就活をナメて社会に出た人達は、いずれ不景気や、ゆとり後の後輩社会人達に追い抜かされたりとかで、いずれ痛い目にあう。
ちゃんとまっとうな就活をした人は、どんな環境でも良い結果を残していけるはず。就活、ナメないで一所懸命やりましょう!
おまけ
「内定」獲得して終わりではありません。「内定」は長い社会人人生の入口ですから。
我々も「採用」して終わりとは思わない。「採用」は長い教育期間の始まりであると思っていますから。
オカモトグループに入ったら、たっぷりじっくり、いい教育機会がありますよ!
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