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公開日: 2016/08/09 - 最終更新日:2016/08/09

オリンピックの「魔物」就活の「魔物」

中西 創
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171オリンピックの「魔物」就活の「魔物」

「魔物」は誰が作り出すのか?

リオ五輪が始まりました。

日本人選手の活躍に期待ですが、その中で最も金メダルに近いとされている、男子体操の内村航平選手が、うまくいかなかったロンドン五輪をふりかえってこう話していました。

「魔物は自分自身で作り出しているもの。ロンドンの時は、体操人生で一番いい演技とか、いい結果を求めていた。そこが普段通りじゃなかった」

そして、リオ五輪では、

「リオは何も考えないでやる。経験は相当してきているんで。完成度が高ければ、体操人生最高の演技ができる」

と、何か達観したような言葉ですよね。

就活の場にも「魔物」がいる?

就活にも、「魔物」のようなものがいるのかもしれません。

時間に正確で、普段、絶対遅刻などしない人が、本命の企業の会社説明会に寝坊する・・・

特訓を重ねて、万全の状態で臨んだはずの面接試験で、突然頭が真っ白になり何も言えなくなってしまう・・・

普段はきっと違うんだろうな・・・と、「魔物」にやられている(?)就活生を、毎年のように見かけます。
多かれ少なかれ、「魔物」にとりつかれる人は多く、面接室に入ってきた瞬間わかるものですが、中には「魔物」を全く寄せ付けていない人もいます。

その差って、何なんでしょうね?

「魔物」を生み出さないためには?

考えてみればわかることですが、内村選手の言葉の通り、「魔物」を作り出しているのは自分であり、オリンピックにも就活にも、「魔物」なるものは本来いません。

過剰に緊張したり
自信をなくしてしまったり
ライバルを過剰に意識したり・・・

その結果、「魔物」にとりつかれたかのように本来の自分を見失い、別人のようにふるまってしまう・・・
それを克服するには、内村選手のようにたくさん経験を積み、何も考えずにできれば間違いないと思いますが、簡単にそういうわけにはいかないですよね。

部活の試合とかがわかりやすいかもしれませんが、観客や相手を意識して、目の前の勝負に集中できなくなると、本来のパフォーマンスを発揮できなくなります。

でも、目の前の勝負、今のこの瞬間に集中できている時は、自分の能力を最大限に発揮して、素晴らしいプレーができたりする。

就活でも同じように、本来のパフォーマンスを発揮するために、スポーツでも、趣味でもいいから、何かに集中する力を養うようなことをすれば、きっと役に立つだろうと思います。

できれば、誰かに見られるようなものであれば、尚、効果が出るのではないかと思います。

おまけ

こういうことのトレーニングになりそうなスポーツに、ゴルフは最適かもしれません。

特に何組かと一緒にやる、第1組の最初のショットは、皆が見ている前で注目を思い切り浴びて打つわけですから、目の前にあるそのボールに集中しないとうまく飛ばない。

就活生でゴルフをしている人は、きわめて少数であると思いますが、いい経験値になっていると思いますよ。

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。