一度落ちた人がよみがえる!本気モードに点火する敗者復活選考試験
敗者復活選考試験をしています
採用選考試験を進めていますが、たくさんの業種(16業種)、たくさんの職種(60職種以上)があるグループ企業なので、志望調査をしたうえで、志望先に応じた選考試験をしています。
例えば、スポーツインストラクター志望者には、運動能力をみる実技テストを行う等です。
本人はある業種を志望して試験に臨んだが、残念ながらその職種では採用できない・・・。でも、別な職種であれば内定者候補として期待できる、というようなケースがあります。
「敗者復活選考試験」
として、別な職種での再チャレンジをお勧めして、選考を継続する人もけっこうな数います。
ハードルを上げる敗者復活選考
先日も2名の就活生を、敗者復活選考しました。
一度は残念な結果を受けているため、特に緊張した面接選考になるのですが、今回こそは!という熱意がよく伝わるものでした。
敗者復活ですから、こちらも容赦しません。
・敗者復活は普通のアピールではクリアできない
・熱意が伝わる自己PRをしてもらいたい
・真剣に企業研究してきた成果を話してもらいたい
など、通常の面接よりもハードな内容で行います。
最初はどんなスタンスで臨めばいいのか、迷っている風でしたが、途中から明らかにスイッチが入ってきて、素晴らしい自己PRをしてくれました。
最初からこういうトーンで面接受けていれば、敗者復活に回ることなどなかったのでは?と思うくらいに素晴らしかった。
本気になった人は素晴らしい成果を出す
人間切羽詰らないと本気になれない、ということがあります。心から本気になれば、大抵のことはやり遂げられます。
とてもじゃないけど間に合わなさそうな仕事でも、死に物狂いでやれば、なんとかなるものです。自分の経験上でも、どうにもならなかった仕事はなく、全部どうにかクリアできています。
選考試験でも同じことが言えないでしょうか?本当に本気でかかってくる学生が希にいますが、他の人たちとは明らかに違います。
「本気のオーラ」というんでしょうか、コイツは骨がある、よしこっちも本気で面接するぞ!というような気持ちになったら、まず間違いなく合格です。
敗者復活面接をする就活生達は、ほぼ全員が、この「本気のオーラ」を出してきます。
切羽詰らないと本気にならない、というのも、1つの課題ではありますが、大半の人たちは、皆いろんなことを仕掛けても本気になりにくい、という現状を思えば、こういう面接で本気になる、ということを体感した人は、成長してくれるのでは?と期待します。
一方で、どんな人でも本気モードになるような、社風や教育の仕掛けがあれば、素晴らしい企業活動もできるだろうと、そういう研究も進めたいと思います。
おまけ
敗者復活選考面接は、ファーストフードカフェで行ったのですが、就活生は皆最後に飲み物を全部飲み干して片付けていきました。
そういうマナーも学習しているのでしょうが、たかが1杯の飲み物でも、それを出された時、帰る時にどうしているかは、印象に残るものです。
「美味しい」「ごちそう様でした」と、普通の挨拶言葉を添えてくれると満点ですね。
+゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+.゚*。:゚+ ゚*。:゚+.゚*。:゚+
北のビジネス最前線(HBCテレビ)YouTube
オカモトグループの人事理念がわかるテレビ放送
「つとめてよかった、やめたらダメよ」