２０２０はオンライン就活元年

新型コロナウイルスの影響で、就活も採用活動も大きく変わりましたが、その最たるものが

　「オンライン化」

マイナビなどから基本的な企業情報をＷＥＢで調べるのは当たり前ですが、就活生を集団で集めるのが難しくなったため、

　・インターンシップ
　・会社説明会
　・選考試験

なども、オンライン化が進んでおり、中には一度も対面で会うこともなく、内定を出す企業も出ていると聞きます。

就活生にとっても、採用担当者にとっても、オンライン上でいかにして自分を、また企業をアピールして、理解され評価されるかが、より重要になったこの春でした。

なりすまし、カンペ…問題

そんな中、オンライン選考がゆえに発生する、問題も出てきているようです。

　・選考試験のなりすまし受験
　・エントリーシート等のコピペ
　・面接時のカンペ

などなど。

企業側の対策としては、一番はリアルでやることですがそうもいかないため、ちゃんと本人が受験しているかなどを、確認する工夫もとっているようです。

オンライン面接では、その人の全体像はわかりませんが、その分画面上で確認できる「表情」や「目線」に自然と目がいきます。

リアルとは違って面接官が確認できる情報量は少ないので、その少ない情報の中掘り下げて確認するようになります。

なので、カメラに見えないところにカンペを貼っている場合、どうしても不自然な目線の動きになり、「大体わかる」というのが採用担当者メンバーの大方の見方です。

ちゃんと考えながら話すのと、何かを読み上げて話すのとでは、微妙に話し方も変わりますからね。就活生は面接の素人ですが、面接官は面接のベテラン。見抜かれていると思った方がいいと思います。

内定をゲットすることが目的じゃない

こうした「なりすまし」や「カンペ」問題は、就活の意義そのもののあり方に関係する、実は大きな問題であると思います。そもそもの目的は…

　・その会社に内定することですか？

　・その会社の一員として生きることですか？

その会社の一員として生きる、というと大袈裟かもしれませんが、社会人になれば起きている時間帯の大半は仕事に使うわけで（準備や通勤も含めると）、貴重な時間の多くを占めることになります。

なりすましや、カンペを使って、本来の自分ではないものを評価されて、つまり正しく評価されずに内定、入社となっていったら、きっとどこかでほころびが出て、自分も会社も “こんなはずじゃなかったのに…”となります。つまり「ミスマッチ」が起きるということ。

やはり「ありのまま」の自分を適正に評価してもらうことで、お互い間違いのない納得のゆく就活になるのは間違いありません。

事前準備をやるのに越したことがありませんが、選考試験ではきちんと、

　「自分の考えを自分の言葉で話す」

ことが、一番面接官にもしっかりと伝わり、好感をもってよい評価につながると思います。目的は内定をゲットすることではなく、その会社の一員として生きていくこと、として考えてみれば間違いないと思います。

＜おまけ＞

所ジョージさんの生き方に憧れている人がたくさんいるようですが、私もその一人です。テレビで見たのですが、自宅の家庭菜園でとれた大量のトマトを煮詰めてペーストにして、冷凍保存して使っていると。

試しにやってみましたが、よく炒めた玉ねぎも加えるとなかなかよい感じで、パスタソースや、スパイスカレーの材料などにも使えそうです。お勧め。

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