新社会人の時にできる「仲間」はかけがえのない一生ものの仲間になる
社会人の仲間入りおめでとう!
新社会人、おめでとうございます。
新社会人の皆さんは、期待と不安の中、新たな第一歩を踏み出していることと思います。きっと、素晴らしい同期入社の仲間と一緒に新入社員研修から始まっていることと思います。
さて、「仲間」という言葉の解釈は・・・
なか‐ま【仲間】
1 一緒に物事をする間柄。また、その人。「趣味を同じにする―に加わる」「飲み―」
2 地位・職業などの同じ人々。「文士の―」
3 同じ種類のもの。同類。「オオカミは犬の―だ」
4 近世、商工業者の同業組合。官許を得たものを株仲間といった。
とあります。同じ「仲間」でも、今までにできた「仲間」と、この時期の同期の「仲間」とは別物です。ぜひ大事にしてください。
じゃあ、今までの「仲間」と何が違うのかというと・・・。
学生時代の「仲間」
学生時代にできる「仲間」には特徴があります。
・自然発生的にできた仲間である
・自分の意思も入って作られた仲間である
・仲良し、波長の合う者同士で作られる
出身校や部活の共通項が原因で、「仲間」ができたり、クラス替えとかがあって、なんとなく自分と合いそうな人同士が自然と会話するようになり、いつしか「仲間」となってグループが形成される。ワルそうな奴らは、ちゃんとワルそうな奴らと仲間になっていくし、マジメそうな人たちは、ちゃんとマジメそうな人たちと「仲間」になります。
違うなあと思ったら、別な仲間を探して、という具合に、自分の意思が介在して仲間がつくられていくのではないでしょうか。学校とかなら、学生のそもそもの母数も多いので、「仲間」をどう作るかの選択肢も多いわけです。
社会人の同期の「仲間」
しかし、社会人の「同期の仲間」は、これとは対照的な形成のされ方をします。
・そもそもの同期の人数が少ないから選択肢がない(大企業等は別として)
・育ちも出身も何もかも違う人が偶然集まる
・長い社会人人生で苦楽を共にする同士になる
学生の時のような、どちらかというと「遊び仲間」ではなく、共に同じ仕事をして食いぶちを確保し、人生を共に切り開いていく「同士的仲間」になる。しかも、生まれも育ちも出身も違う連中が、入社の瞬間から突然一緒に放り込まれるから、好きも嫌いもなく一緒にやっていかなければならない。
必然的強制的に仲間にならざるをえないので、お互い気をつかったり、時には喧嘩したり、いろんなものを乗り越えていくので、かつて経験したことのない、強固な「仲間」がつくられるのではないでしょうか?
人生の一生に一度、この時にしか作られない、この素晴らしい同期の「仲間」を大切にして長い社会人人生を輝くものにしてください。
毎年やっていますが、私も今年の新入社員達の、同期の「仲間」の絆が強固なものになるよう、サポートしていきたいと思います。
おまけ
本当に同期の絆っていうのは素晴らしい。
例えば、仕事が辛くて辞めたい・・・というような悩みを抱えている若い社員達にとって、上司や人事部の人がいくら相談に乗って説得するよりも、「同期に励ましてもらう」ことにはかないません・・・!
一緒に苦楽を共にしている「仲間」の言葉が、何より効果あるんですね。
※写真:4月入社の新入社員
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