オリンピックは商売に影響します

日本中が沸いたリオ・オリンピック。
日本のみならず世界中が興奮したことと思います。

日本人選手が大活躍し、史上最多のメダルを獲得したことは、なにより嬉しく、誇らしいことですよね。

さて、オリンピックは商売上どういう影響があるか？

オカモトグループでは、様々な業種を経営しているので、ある出来事やイベントがあるごとに、

・追い風を受けて売り上げが上がる・・・業種もあれば、
・逆風を受けて売り上げが伸び悩む・・・業種もあります。

さて、リオ五輪はどんな影響があったかというと・・・

追い風を受ける業種は？逆風を受ける業種は？

オリンピックで、売り上げが上がる効果が期待できるのは、なんといっても、

「スポーツクラブJOYFIT」の部門です。

スポーツの祭典で刺激を受けて、新たに入会する人たちや、気持ちも新たに体を鍛えよう、という人が増えることでしょう。

他の業種は大きな影響は受けないと思いますが、皆テレビに釘付けになって、外出する機会が減ったりすると、

・ガソリンスタンド
・リサイクルショップ
・外食やネットカフェ

の業種は多少の影響を受けているかもしれません。

しかし、それ以上に、オリンピック期間は大きな影響を受けてしまう業種が１つあります。

この業種にとっては、オリンピックの閉会は商売上大歓迎！さあ、これからその分稼ぐぞ！ということになるのですが、さてその業種とは・・・？

TSUTAYAはテレビ放送の大イベントに弱い

そう、「TSUYAYA」の商売は、オリンピックなどの、皆がテレビに釘付けになる大イベントに、大きく影響を受けます。

この期間は映画をレンタルして観るより、オリンピックのドラマティックなナマ映像を見るほうが興奮しますものね。

特に今回のように、日本人選手が大活躍すればするほど、LIVE中継でも観るし、ニュース番組でも観て、さらに振り返りのバラエティでも再度楽しむ･･･という具合に、一日中テレビを観ているかもしれませんね。

しかも、地デジやHDDレコーダーの普及で、とても観切れない量の番組をたくさん録画しているから、ますますレンタルの映画どころではなくなってしまう。

TSUTAYAにとっては、オリンピックが終わっても、その間観ていない録画番組を一通り観終わるまでは、しばらく我慢が必要かもしれません。

五輪で一喜一憂する選手も国民もいる一方で、同じように一喜一憂する商売もあるんですね。

さて、しばらくぶりに映画でもレンタルしてみませんか？

おまけ

実はこの夏、リオ五輪以外にもTSUTAYAの商売にとって、強敵となる要素が北海道にはありました。

そう、甲子園で南北海道代表の北海学園高校が勝ち進み、決勝戦まで進出したことです。
結果は優勝とまではいきませんでしたが、見事な活躍で、五輪と同じかそれ以上に活力をもらいました。

こんな風に、意外なところに商売のライバルはいるもんですね。