最も変化に対応したものが生き残る
アナログ音楽の時代に育ち
私は昭和40年生まれです。「音楽」に関する幼い頃の記憶に、オープンリールデッキなるものがあります。祖父の家にあったのを、いたずらして何かの会話を聞いていた記憶があります。たぶん、縦横数十センチ以上のサイズで、子供では持ち運べない重さだったと思います。さらには蓄音機の現物の記憶もあります。
時代はレコードとカセットテープの全盛期であり、お金がなくてレコードをなかなか買えませんでした。中高生の頃には、FMラジオの音楽をカセットテープに録音して、マイテープを作ったりしてました。中学生の時には、2年間お金を貯めてカセットウォークマンを手にし、自宅にいなくても音楽を持ち運べる時代に入りました。
そしてデジタルの時代になった
今も鮮明に覚えていますが、大学生の時にデジタルの時代に突入し、コンパクトディスク(CD)が登場します。ノイズがゼロというクリアな音楽に魅了されました。その後、MDなどの時代を経て、ネット音楽の時代になり、いまや電話(スマホ)で音楽を楽しむ時代になっています。
私が音楽を楽しむようになった青春時代の頃から、たったの30年ほどでこんなに音楽を取り巻く環境が激変しています。今の小中学生などは、音楽とはパソコンやスマホでダウンロードするもの、ストリーミングで聴くもの、と思って大人になっていくのではないでしょうか?
30年後も今と同じ姿の企業はない
ビジネスも当然、これに連動して激変しています。かつては隆盛を誇ったレコード針屋さん、カセットテープ屋さんなどは、今、世の中に皆無です。CDやネット業界に形を変えて生き残っているか、会社そのものがなくなっているかもしれません。
企業は絶対に倒産してはならない。存続していかないといけません。世の中の流れや、消費者のニーズを読み取り、常に将来可能性のある事業を研究し、挑戦して参入し、新たな飯の種として成長させていく。時には将来性がない、自社では無理と判断したものは、事業撤退もしていく。そうした紆余曲折の中の変化対応、時流適応していくことが最も重要である。こうした考え方が、オカモトグループの事業方針です。
新卒で入社しても、数十年間その会社が同じ事業を同じようにやっている確率は、ほぼゼロといっていいでしょう。必ず事業領域を変えたり、全く新しい形にしたり、他社との合併もあるかもしれない・・。そんな柔軟な企業が生き残るのは間違いありません。変化や進化のスピードはますます速くなっています。そんな時代で生きる私達も、自分自身で変化、進化して、時流に適応していけるようにしたいですね。
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