産休・育休を推進しています

女性社員にも長く勤務してもらえるようにと、産休や育児休暇の制度運用を推進しようという動きがありますが、当社でも重要なものとしてプロジェクト化しています。実際に産休から復帰して仕事をしたり、２人目のお子さんの育児休暇をとっている人もおり、女性のこうした働き方も普通になりつつあります。

男性上司の理解を深めたりして、さらにこうした休暇を取得しやすいようにすること、また、介護休暇の制度運用も今後の大切な課題として取り組んでいます。

採用活動の中でも、出産、育児も含めて長く活躍したいという女性が増えています。そうした意識を持った人の方が、活躍してくれるだろうという期待感もあります。

戻ってこれないなら堕ろします・・

今から１５年ほど前の話になりますが、こうした問題を突きつけられたことがあります。ある主婦パートの方に、相談があると言われました。

「妊娠しました。産んでいいですか？産んだ後、また働けますか？私はこの仕事が大好きです。戻ってこれないなら堕ろします。」

真剣な顔で言われたことを覚えています。

「ちゃんと待ってるから、安心して産んで。」

出産し復帰後も、長く活躍してくれました。当時は今のような社会環境ではなく、産むか？辞めるか？のような二者択一的なもので、制度化も進んでいませんでした。とても仕事ができる人だったので不在中はしんどかったけど、皆で協力してのりきって、無事復帰を迎えたことを覚えています。

勤めてよかった、辞めたらダメよ

現在は時代も変わり、長く勤められる環境が整っています。オカモトグループの人事理念に、

『勤めてよかった。辞めたらダメよ』

というのがあります。

従業員本人が、この会社に勤務している喜びを感じ、家族はいい会社なんだから長く働いてね、と言ってくれるような企業を目指そうというものです。女性が安心して長く働ける環境を整えることも、この人事理念に即したものであると思っています。

↑　2回育児休暇を取得して現在も活躍中の飯田さん