意外な事業が伸びている? コロナにも強い多角化事業構造
もちろんコロナの影響を受けています
新型コロナウイルスで、企業業績にも大きな影響が出ています。多くはマイナスの影響ですが、逆に新たな需要が生まれて、プラスの影響を受けているものも。
オカモトグループでも、スポーツクラブやネットカフェなど、営業自粛や営業時間の短縮となってしまった事業は、当然ながらマイナスになっています。
また、リサイクルショップやフードサービスなどでも、人々が外出しなくなったことで、集客減も出ています。
一方で、世の中「巣ごもり」の需要が大きくなっている中、大きなプラスの影響を受けているのは、灯油やガスといった家庭用燃料の事業。この春の北海道は比較的に寒い日が続いたこともあり、過去経験のない伸びを示しています。
また、TSUTAYAや書店の事業でも、ゲーム関連の好調を筆頭に、書籍も好調ですし、DVDレンタルなども復調しています。
バランスのよいコングロマリット構造
オカモトグループは様々な事業の多角化(コングロマリット)が、大きな特徴となっている会社ですが、こうした世の中全体に関わる大きな変化がある時ほど、この多彩な事業構造の強みが発揮されると思います。
単一の業種しかやっていない場合、良い時はいいのですが、不調になると会社全体の存続にも影響しかねない。コロナ倒産が増えているようですが、悪影響をまともにくらったら大変なことになりかねません。
小売り・サービス業の様々な業種を展開していることで、前述のように逆風事業もあれば、追い風が急に噴き出している事業もあり、全体としてリスクを軽減できているところが、こうした有事の際の強みになります。
さらに、エネルギー事業などは生活必需品であり、また、公共施設の運営事業や自動車の車検事業などは安定した収益基盤があり、こうした状況では頼もしい事業になります。
この状況が落ち着いて人々の外出も普通になっていけば、スポーツクラブをはじめ他の事業でまた稼いでいけばいい。
非常にバランスのとれた事業構造になっているのは、他社にはないオカモトグループの一番の特徴です。
変化対応で生き延び、成長する
食べ物で例えるならば、ある特定のものしか食さない生き物は、それがなくなれば生きていけません。
でも、雑食性の動物は野菜がとれない時は肉、時には魚、または雑穀など…、臨機応変に摂取可能なものをとり、生き延びることができる。
穀物が豊作な時は、穀物をたっぷり食べて思い切りエネルギーを補充して動き回る。その時、その時の状況に応じて、生き方を変えていくことができます。
オカモトグループの多角化事業構造は、ビジネス上の変化対応に非常に適した構造ともいえます。
エネルギーを中心とした生活必需品の安定基盤をベースに不況にも耐え、小売り・サービスの幅広い守備範囲の中から、ここぞ!という時には、特定の事業に思い切りアクセルを踏み込んで加速する。
また、新たな成長事業を見つけたらいち早く新規事業として取り組み、将来の飯の種をつくり。逆に自社の事業として将来の採算性が難しいと思ったら、その事業にピリオドを打ち、常に安定事業&成長事業で会社を経営するスタイルを保ち続ける。
コロナで様々な変化がある中、改めて変化対応力があり、サバイバルにも強く、成長性もある自社の事業について、考えさせられています。
<おまけ>
パスタを食べる時、大量に粉チーズをふりかけて食べるのが大好きです。同じチームには激辛趣味の男子も。彼は唐辛子をしこたまふりかけて食します。二人並んで食べていると、片方は黄色いパスタ、片方は真っ赤なパスタになって、そのコントラストが美しいと評判です(なわけないか)。
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オカモトグループの人事理念がわかるテレビ放送
「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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