「あつ森」効果もあり! コロナで伸びている書籍・TSUTAYA・ゲームの事業
コロナで伸びている書店事業
コロナによって様々な事業が影響を受けていますが、事業の多角化を進めているオカモトグループでは、業種によってその違いが鮮明になっています。
営業自粛期間が長くなっている、スポーツクラブやネットカフェでは売り上げが入ってこないというマイナス影響を受けていますが、一方で家庭用のエネルギー事業は、比較的寒い日が多いことなどもあり、追い風のプラス影響を受けたりもしています。
そんな中、今回取り上げるのは
「書店・TSUTAYA」の事業
この業界は、特にスマホやネット配信、地デジの普及などの影響により、長い間前年比がプラスになりにくい、という斜陽産業化しています。
それが営業時間を短縮したりもしていながら、伸びているのはなぜか?書店・TSUTAYA事業はコロナによって、どんな影響を受けているのでしょうか?
書店事業で前年比がプラス!
「前年比」というのは、どんな業界でも企業でも、事業の成長度合いをはかるのに注目している指標です。急成長するような場合は、前年比120%とか150%とか、大きな数字が出ます。
書店・TSUTAYA事業のような、古くからあるいわゆる「成熟産業」では、100%を超えればマル!110%とかはなかなか見ることができない数字ですが、この春の数字は目を見張るものがありました。
書籍 大幅に前年プラス
文具 大幅に前年プラス
ゲーム もっと大幅に前年プラス
カフェ やや前年マイナス
レンタル やや前年マイナス
という結果であり、特にメイン商材である「書籍」の伸長はこのご時世の中、明るいニュースにもなりました。
「書籍」の中には、いわゆる文字いっぱいの「本」「雑誌」「コミック」などに大別されますが、「コミック」は若い人に大人気の “鬼滅の刃” でここんとこ絶好調!雑誌はずっと前年比マイナスが続いていますが、「本」がコロナの中伸びているのが特徴的です。巣ごもり需要の一環で、自宅でゆっくり本を読む人が増えているようです。
TSUTAYA事業の柱の1つでもある「レンタル」は、長く低迷しているアイテムですが、久々に前年比100%に近付いている結果で、やはり巣ごもり需要があることがうかがえます。(テレビ見ても連日コロナ、コロナ…でうんざりもしますからね)
カフェは営業時間の短縮を影響をもろに受ける格好で、前年マイナスになっていますが、テイクアウトの需要は逆に伸びてもいます。
「あつ森」でゲームも好調に
特にスマホの到来で大きくマーケットが縮小したのが従来の「ゲーム」ですが、この春は巣ごもり需要と、
「あつ森」(あつまれどうぶつの森)
が大ブレイクしたこともあり、何年も見たことがない前年比プラスとなりました。(このゲーム面白いようではまっている社員も多数!)
コロナの影響は基本的にマイナスが多くありますが、オカモトグループの中にはこのようにプラスの影響を受けているものもあり、また書店・TSUTAYA事業というくくりの中でも、プラスの影響を受けている商材もあり、その逆もあるんですね。
多角化(コングロマリット経営)をしていると、世の中がどのような環境であっても、追い風を受けるものもあれば、向かい風になるものもあります。
コロナの中、追い風を受けることができる業種や商材を持っていることは、事業の多角化をしている大きなメリットとして実感しています。
<おまけ>
新卒採用の面接で、こんな面白いやりとりも。
私「卒業までの単位を取ったらどうしますか?」
学生「はい、大学生らしく遊ぼうと思います!」
私「大学生は大学生らしく勉強するもんじゃろうが…」
二人、大笑い!
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オカモトグループの人事理念がわかるテレビ放送
「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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<2021卒用>
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