コロナで進む「縛られない働き方」 裁量労働制とジョブ型採用に対応しよう
縛られない働き方が進む
コロナで「働き方改革」は、いっきに進んでいます。自宅などで仕事をするテレワークという働き方は一般化しましたし、テレビ会議システムを活用した会議や教育研修など、人と直接接しない形での働き方も普及しました。
日本に長く根付いている終身雇用制や年功序列といった概念の変化も、ここで大きくスピードが変わっていくかもしれません。
・組織に縛られない働き方
・時間に縛られない働き方
・場所に縛られない働き方
がどんどん進んでいくと思われます。そんな中、よく報道などで見かけるようになってきた、
・裁量労働制
・ジョブ型採用
という2つのキーワードで、これからの働き方や就活で考えておくべきことを考察してみましょう。
束縛から解放される「裁量労働制」
「裁量労働制」とは、働く人自身が仕事の進め方や時間配分を決められる仕組みです。労働時間と成果や業績は必ずしも一致しない職種に適用され、あらかじめ労使間で決めた時間分を労働時間とみなして賃金を払う仕組みです。
一般的には労働時間が長いと、残業代や休日出勤代などで賃金が上乗せされますが、裁量労働制ではこれがありません。
裁量労働制を適用できる職種は、今のところ高度プロフェッショナルとみなされる、アナリストやコンサルタント、研究開発職などの専門知識を使う一定以上の高年収が対象となっています。
一日8時間労働が一般概念ですが、裁量労働制の場合は個人の裁量が認められているので、8時間という縛りは事実上ありません。その分、仕事の成果をしっかり出していくことになります。
テレワークが進むと企業などが労働時間の管理をするのが、実際には難しくなります。自宅で仕事をしていれば、多少は家事や家族の動向にも影響を受けますし、会社で仕事をしているのと同じようにはなりにくい。
時間の管理ができない以上、裁量労働制の適用範囲を拡大しては?という意見や論調が少しずつ大きくなっているようです。
仕事を明確に定める「ジョブ型採用」
一方、「ジョブ型雇用」という採用の仕方も進みつつあります。
従来は人を採用し、人に対して仕事を割り当てるというメンバーシップ型採用で、ジョブローテーションも行いながら経験を積み、終身雇用を前提にゼネラリストを養成するのに適しています。
これに対して、ジョブ型採用は仕事に対して人を割り当てるものです。メンバーシップ型とは異なり、仕事の内容や職務を明確に記し、勤務地・労働時間・報酬なども明確に定めた雇用契約を締結します。
テレワークなどしやすい形であることや、副業・兼業なども進んでいること、前述の裁量労働制が拡大していくと、ジョブ型採用がさらに加速する可能性もあると思います。
今現在、およびこれから就活の真っただ中となる人達は、こうした世の中の大きな流れも意識して、どんな仕事をしていくか、どんな働き方をしていくか、考えておくことで人生設計に役立つと思います。
これからの世の中は様々な職種、何をするかを明確に定めたジョブ型採用で雇用され、テレワークで働く場所を限定しないため副業や兼業がしやすくなり、裁量労働制で短時間で大きな成果を出していく…という働き方が、イケてる人になるかもしれませんね。
<おまけ>
死ぬまでにやりたいこと(人生設計)、夢や目標を手帳に書き出すという社員教育をしていますが、その中に「オリンピックの陸上男子100mをゴール地点でナマで見る」というものがあります。競技は違うけれど札幌でのマラソンを見れると楽しみにしていましたが、来年までとっておこうと思います。
2007年に大阪の世界陸上の初日に、運よく連れて行ってもらったことがあるのですが、そこで見た女子7種競技の選手たちの体つきを間近で見て驚愕!一流アスリートの筋肉の美しさに惚れ惚れした記憶があります。
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「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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