たった1週間で退職した新入社員 沖縄で塩づくり?
夢を描く研修をしています
新年度が始まりフレッシュな新入社員たちにも「夢や目標の立て方、実現の仕方」を学ぶ、3KMの導入研修を行っています。
本格的に人生設計などするのは、みんな初めての経験ですので、見よう見まねで試行錯誤しながら人生設計書を書くのに悪戦苦闘しています。
羨ましいのは、新社会人世代はこれからの人生がなんと約80年もあるということ!(人生100年時代で計算すると)。ぜひ最高の人生にしてほしいと思います。
さてこの時期になると毎年、ある社員のことを思い出します。もう20年以上前のことですが、
“たった1週間で会社を去った社員”
がいました。
子供の頃からの夢を思い出し
彼は社員研修終了と同時に退職届を出したのですが、実はこんな3KMにまつわるエピソードがありました…。
約1週間にわたる新入社員研修の後半に、3KM研修を行います。その夜のことでした。とても元気のいいA君がやってきて
「会社を辞めたい…」
と話を始めました。
“就職活動の中、いろいろ悩んで今に至っているけれど、子供の頃から持っていた「沖縄で塩をつくる」という夢を3KM研修の中で改めて思い出した。やっぱりこの夢に賭けてみたいという気持ちが大きくなって、どうにもならなくなった。善は急げで会社を辞めてすぐに沖縄に行きたい。”
というものでした。せっかくの縁でもあるし、まずはうちで働いてからでもいいのでは?など、いろいろ説得を試みましたが、結局意思は固く、退職後すぐに沖縄へ渡ったようです。
沖縄の塩を見るたび思い出す
さて、人事・採用担当者としては大変!なことです。お金も時間もかけて採用した新入社員が実質働かずして辞めたのですから。
社長の逆鱗に触れるのを覚悟で恐る恐る報告すると…。
「そりゃよかった。子供の頃からの夢を実現するのは素晴らしいこと。早く気づいてよかった。」とニコニコ顔。
救われた思いがしたのと同時に、オーナーの懐の深さに感謝し、その後の採用時の意思確認など、とても学びが多い一件となりました。
「沖縄の塩」を食す機会も時々ありますが、その度にあの1週間で辞めた彼のことを思い出し、もしかしたらこの塩は彼がつくったものなのかなあ?と思いを巡らせています。
おまけ
敬語は難しいです。新入社員たちも苦労していることと思います。その昔、海外視察で同行したアジア系の添乗員の言葉です。
「中西さん、夕食はどうするか?私はこの近くの中華レストランにいらっしゃって召し上がるつもりですが、あんたも食べるか?」
(盛ってません。外国人にとって日本語の敬語はさらに難しい)
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「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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