就活は人生を考える素晴らしい機会
「どんな人生にしたいのか?」から入る
就活初期の学生の皆さんに毎年よく言うのですが、「どの企業に就職するのか?」ではなく、「どんな人生にしたいのか?」をまず第一に考えるべき、と話しています。「どの会社」に入るかや、「どんな仕事に就くか」は、第一に考えることではなく、
「こんな人生にしたいから、この会社、この仕事」
となるのが、あるべき姿であると思うんです。その最初のボタンをかけ間違えたまま就活を進めていくのは、本人にとっても、企業にとっても、ハッピーにはならない・・。
有名だから、大企業だから、になってませんか?
例えば、こんな人生を描いているとしましょう。
●家庭はちゃんと大事にしたい。
●毎晩家族と夕食をとって、年末年始は実家で過ごして親孝行するのが夢だ
ならば、残業などほとんどない会社にしないといけないし、年末年始は長期休暇がとれるような勤務先でないと夢は叶いません。そんな人が、有名な会社だから、と、小売流通系の、皆が休みの時ほど忙しいような企業に入るのはミスマッチというものです。
また、「自分は将来独立して会社を持ちたい」と、いうような夢を持っている人は、社長業の勉強として就職先を考えるべきです。ならば、資金繰りや財務、営業などの現場経験と、社長業に必要な あらゆる経験値が積めるような、小規模の企業に入って修行すべきです。なのに、有名大企業志向が強い人って案外多いのではないでしょうか?
あなたの就活は人生とマッチしてますか?
ものごとには、必ず「原因と結果」があるように、何かをする前に「目的と手段」を考えるべき。
「どんな人生にするのか?」という目的を明確にし、じゃあ、そのために「どんな会社?どんな仕事?」に就くべきかの手段を考えて就活をする。
今、自分がやっている就活は、自分が理想としている人生を送るために、ちゃんと合致しているかどうか・・。まだ間に合いますから、じっくりと考えてみて、腰をすえて就活に臨んでみませんか?就活って、きっと若いうちから人生を本気で考えることができる、貴重な機会であると思います。
真剣に考えてみよう!
補足
かくいう私も、学生の頃はそんなことまで考えて就活をしていたかどうかは、非常に疑問です・・。今、戻ってやり直せたら、全く違う就活をしていただろうなあと思います。
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