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公開日: 2015/04/21 - 最終更新日:2015/04/21

「成熟」事業や「衰退」産業を「成長」事業にするコツ

中西 創
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50「成熟」事業や「衰退」産業を「成長」事業にするコツ

成長し、やがて成熟、衰退へ・・・

世の中様々な事業があります。いろんな事業は誕生してから、導入期、成長期、成熟期、衰退期、というライフサイクルを経ます。

事業は成長していく可能性が高いほうがいいですから、導入期や成長期にある事業をいかに多く抱えた経営構造をとるか、ということにオカモトグループは注力しています。やがて訪れる成熟期や衰退期に成長を期待するのは難しいことで、黙っていたら業界全体と同じように自社の事業も衰退していきます。

しかし、そこで一ひねりして、見方を変えたり工夫をしたりして、さらに成長事業化することが可能なんですね。

衰退事業で成功しているオカモトグループ

例えば既に成熟しているスポーツクラブ業界。当社でやっているJOYFITというスポーツクラブは、それまでの概念にこだわらず、プール施設がないローコスト運営が可能なモデルにして、従来より低価格の会費のクラブを実現し、成長しています。

さらに、スポーツクラブとしては超小型の店舗で、筋トレのジム専門にし24時間営業という、これまでになかったビジネスモデルのスポーツクラブを現在全国で急ピッチ展開中です。成熟産業でも、見方や切り口を変えれば成長事業に変えられるという事例です。

ガソリンスタンドもしかりです。ピーク時には60,421軒あった日本のスタンドは、現在34,706軒にまで減っており、この数字だけを見ると衰退産業にしか見えません。

しかし、オカモトグループのスタンドは、成長期の真っ只中にあります。理由は「セルフ!」。早くからお客様が自分で給油する、セルフ式の展開を進めており、現在全店がセルフです。このガソリンスタンド数が減る中、セルフ式はずっと伸びている、成長しているビジネスモデルです。

もちろん、業界全体が成長中のリサイクルショップや、介護事業といった右肩上がりのものもありますが、成熟事業、衰退事業の中にも、成長のヒントを見つけ出して伸ばしているんですね。

成長事業化できるポイント

なぜこういうことが可能かというと、理由はいくつかあると思いますが、主に・・・

・世界中の繁盛店を視察し成功事例に学ぶ
・異業種から学ぶことができる社内の仕組み

があるからこそ、常に成長軌道に身をおくことができているのだと思います。

実際、セルフ型のスタンドが日本に皆無だった頃から、その先進国である欧米を視察していましたし、スポーツクラブ業態も毎年世界中を研究しています。

誰も参入していない新規事業にも魅力はありますが、もう可能性がないと信じ込まれているかもしれない、成熟産業や衰退産業の中に成長のヒントを見つけ、成長させる手法で経営していく。そういった考え方もまた、面白いところがあります。あらゆる観点で常に成長軌道に身を置く、それがオカモトグループの経営のミソでもあります。

おまけ

オカモトグループの夢・目標教育の考え方の1つに、「ものの見方、考え方を変える」というのがあります。

固定観念にとらわれることなく、柔軟な発想で見方を変えたら、無限の可能性が広がるかもしれませんね。

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。