就活中盤戦以降のポイント普通にやって目立ちましょう
売り手市場だからといって油断しない
今年は「過去最高の採用氷河期」とも言われています。逆に言うと、「過去最高の売り手市場」であり、就活生にとってはプラス材料がかなりあるようです。よって、例年よりも遅くまで採用活動をすることになりそうであり、合同企業説明会等の就活フェアにも出続ける事になるかもしれません・・・。
多少は採用基準を下げるなどして・・・ということも考える企業もあるかもしれませんが、質的妥協はしないで採用活動をしていきたいと思っています。
売り手市場だからとナメてかからないよう、これからの就活も気を抜かないでやってほしいと思います。
最近、とある合同企業説明会に参加しましたが、やはりこの時期になると、いつもと同じような人たちが増えるのだなあと確認しました。
就活中盤戦以降、なぜか緩む学生の資質
売り手市場だろうが、買い手市場だろうが、早い時期に就活をしている就活生の質はいい。これは経験上間違いない傾向です。
どんなことでも早期着手する、というのは、優秀な人の共通点であるようで、よって、就活も早い時期から動いている人は、明らかにいい人材であるといえます。
5月とか6月の就活の中盤戦以降になると、就活生の傾向が顕著に変わっていきます。合同企業説明会で接触して、こんな人が多くなる。
・2人、3人とグループ行動する
・髪の毛が微妙にカラフルになっている
・男子は長髪系の人が多くなる
・女子はお化粧が派手目の人が多くなる
・会場内を歩くスピードが遅くなる
さらに説明していて思うことは、
・目にパワーを感じられない
・メモをとりながら聞く人が少ない
・うなずくとか、笑うとか、リアクションがない
・終始無表情のまま説明を聞く人がいる
さらにひどいことには…
・合同説明会の場で居眠りする!
・明らかにカップルで説明を聞きにくる!
なんていう強者もおります(笑)。
こんな傾向が増えるものですから、採用担当者としては頭を抱えながらやるわけで、一人でもいいから、いい人と出会えたら・・・という思いで合同企業説明会に参加しています。
普通にちゃんとやっていれば目立ちます
しかし、逆に考えると普通にいい人は、しっかり目立つことができるのが今の時期です。
いい人材が多い就活序盤戦では目立てない人でも、上記のような人が多い傾向にある今の時期では、普通にいい人は確実に目立つことができます。
何も難しいことはない、普通にやればいいんです。合同企業説明会での立ち振る舞いは・・・
・就活なんだから自分ひとりで動く
・きびきびと歩き、元気よく立ち振る舞う
・アピアランスは就活生として普通で十分
・説明は相手の顔を見て、時折うなずく
・メモもとりながら、表情豊かにリアクションする
就活序盤戦で皆が普通にやっていることをやるだけで、今の時期は良質な人材と評価される可能性があるのですから、考えようによってはチャンスです。
特に、一人で動くことを意識してほしい。就活という大事なことを決めるわけですから、友達や恋人と一緒につるんでやるものではありません。
採用担当者はそういうところも見てますからね。
おまけ
合同企業説明会では、過去接触した学生と顔を合わせることもしばしばあります。
先日も、うちの入社試験を途中で辞退した、うまくいけば内定者になったであろう人がいました。彼女はうちのブースを見つけるなり、駆け寄ってきて挨拶してくれました。
「たくさんのアドバイスをいただいたおかげで、いい就活ができています!本当に感謝しています!」
彼女を選考してよかったなと思いました。たとえ うちの会社に入らなくても、きっとずっと、うちのお客様としてファンになってくれるだろうと・・・。
こういう人は、いい就活をして、きっといい内定を勝ち取ることは間違いないと思います。
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