機械に頼るな、ネットに依存するな~自分の五感でリアルを大切に~
道に迷った理由とは・・・?
会社の説明会に遅刻してきた人がいました。事前に連絡もあり、道に迷ったとのことでしたが、なんとかたどり着いてくれました。
LINEでやりとりしながら、目的の場所まで遠隔誘導してもらったようですが、今の時代、こうした通信手段があるからとても便利ですよね。
でも、便利な反面ちょっと気になることが感じられた一件でした・・・。道に迷った理由が、
「GPSの誘導がおかしかったから」
というものだったからです。
GPSなど信用するな!
札幌市のビル群の中の会議室が会場で、ビルの名前も明確で、特別迷うことはないはずでした。
遅れた彼に聞くと、スマホのGPSに従って歩いていると、北大植物園へ誘導されてしまい、約1時間ほど植物園周辺をさまよっていた・・・とのことでした。
札幌市は住所が東西南北ではっきりしており、住所がわかれば そうそう迷うことはない。会場があるビルのホームページで、アクセスを確認すれば簡単にわかるはずです。
GPSは参考にはなるけれどアテにはしない、というのが私の考え方(カーナビとかも100%信頼できないし)ですが、なんでもかんでもGPS誘導、機械頼み、スマホ絶対みたいになっていくと、こうしたトラブルも起こるのではないでしょうか?
スマホから目を離す生活も
パソコンやスマホで表示されることは正確で正しいのだ、と、盲目的に信じてしまっているような自分がいないでしょうか?
結局人が入力した値でしかないわけであり、人が作った機械が測定したデータです。どこかに何かしらの不具合が生じてもおかしくない。機械頼み、データ頼みのバーチャル情報による判断よりも、自分の目や耳、五感を駆使して収集したリアル情報の方を信頼すべきじゃないか?
就活生と接していると、ネット情報等のバーチャル情報にはめっぽう強いけど、リアル情報となると どうも怪しい・・・という人を見かけます。
企業研究をネットでする就活生は普通に多いけど、実際に企業訪問や現場を訪問して見てきた、というようなことをする人は少ない。本当の企業研究は、リアルな現場を見ないと。
スマホから目を離して、今見えている目の前の世界、情報を最優先に大事にしてみましょう。
それが就活力、ビジネス力を鍛えることにもつながっていくと思います。
おまけ
カーナビに誘導されて運転していても、いっこうに道は覚えません。ナビを使わずに覚えた道は、スイスイと走ることができるようになります。
機械に頼ったものは、自分の生きた情報、経験値にはなりにくいんでしょうね。
あっ、
このGPS頼みで遅れてきた彼ですが、無事ぎりぎり間に合いまして、選考試験も受けることができました。
リアルを大切に、という話しも、ちゃんと理解してくれていました。
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