就活のライバルは意識すべきか、すべきでないか?
ソフトクリームが売れなくなった
夏に売上を伸ばす都会のソフトクリーム屋さんが、ある時期に売上を大きく落としたことがありました。それなりに暑い毎日なのに、売れなくなっている・・・ライバルになりそうな同業は増えてない。
原因は意外なところにありました。
「ケータイの普及」です。
ケータイが爆発的に伸び出した頃の話ですが、皆ケータイをいじるのに夢中で、ソフトクリームを持つ余裕がない、ということでした。
想像もしないところに、ライバルがいたりする好事例として、時々使われたりしています。
なぜ住宅メーカーとバッティング?
採用活動をしていると、当然ライバル企業があります。オカモトグループの場合は、やはり同業種の大手企業を特に意識しています。
小売業なら北海道内の大手コンビニチェーン店さんとか、全国レベルの家具ホームファッション屋さん、ホームセンター屋さん、ドラッグストアさんが多いですね。
また、スポーツクラブや介護事業は、それぞれの業界の大手企業等を中心に、バッティングします。
けれど、意外な業界の企業で、毎年バッティングするところがあるから不思議です。
その代表的な例が、住宅メーカーさんで、なぜか地場の有力企業や上場大手企業の住宅メーカーを併願受験している就活生が多いんですね。
聞くと、「社風」や「採用担当者の魅力」が、似通っているようなんですが、同じ業界だけがライバルにはならないようです。
ライバルは見ないほうがいい
就活生も同じ企業を受験する人は、ライバルです。選考試験等で顔を合わせると、意識しますよね。
やばい、舞い上がっている、皆優秀に見える・・・
もしかしたら、この人に負けてしまうのか・・・
一緒に合格して、同期の仲間になれるかも?
でも、ライバルは意識しない方がいいという考えもあります。
以前、リサイクルショップ部門の統括をしていましが、全国で素晴らしい店を経営している人の中に、
「ライバル店は意識したことがない」
「ライバル店を見に行ったことすらない」
という人が何人かいました。
ライバルと戦ってこその勝利だ!と考えている自分にとっては、驚きの発想です。
「一番目を向けないといけないのはお客様」
「ライバルを見る暇があったら、お客様を見る」
という、納得のお話でした。
ライバルに翻弄されて右往左往するのではなく、一番意識しないといけない、見ないといけないものをしっかり見つめて、就活も採用活動もするべきですね。
おまけ
マラソンのレースでも同じことが言えます。
周りの人のペースにかき乱されたり・・・
この人には負けないぞと、勝手に競争したり・・・
そういうことやったら、後々地獄が待っています。自分のペースを乱したら絶対いけないのがマラソンです。もっとも、表彰台を狙う人たちなら別でしょうが、市民ランナーは完走が目標ですからね。
強いて言えば、「自己ベスト」の更新が一番でしょうか。意識するライバルは、自分自身ということですね。(カッコイイ)
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