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公開日: 2017/09/15 - 最終更新日:2017/09/15

人工知能に負けない力をつけるには?将来食いっぱぐれないために今しておくべきこと

中西 創
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286人工知能に負けない力をつけるには?将来食いっぱぐれないために今しておくべきこと

人工知能が世の中を変える

「人工知能」に関するビジネスのセミナーを受けてきました。

大学教授などの難しいワードが出てくる難解なものもありましたが、これから起きるであろう変化など、とても勉強になりました。

今存在している仕事の多くが、世の中の変化によって消滅する?と言われています。

多くが「人工知能」によって、とって代わられるとも。

かつては人間がしていた仕事を、機械がやるようになっている事例はいくらでもあります・・・

・駅の改札の切符切り → 自動改札機
・商店の缶ジュース販売 → 自動販売機
・電話でのホテル予約 → ネットでの予約

最近は、宅配便の再配達も、スマホで番号を押して依頼することが普通になっていますよね。

このままどこまで進んでいくのか?
将来の仕事を考える就活生にとっては、大きな問題です。

”将来なくなる仕事”には就かないために。

シンギラリティは来ない?

「シンギラリティ」という言葉があります。

技術的特異点(または、シンギュラリティ:Singularity)とは、人工知能が人間の能力を超えることで起こる出来事である。

人類が人工知能と融合し、生物学的な思考速度の限界を超越することで、現在の人類からして、人類の進化速度が無限大に到達したように見える瞬間に到達すること。
<ウィキペディアより>

2045年にそんな時代が来るとも言われており、AIが人間を支配する時代に?!

というような解釈もされていますが、今回のセミナーの中で学者たちの間では、

AIが人間を超える時代は来ない

という見解になっていると聞きました。
(ちょっとびっくりしました)

単純な作業等は、どんどんAIにとって代わるだろうけれど、人間の判断などは膨大に複雑な要素が絡み合っており、AIがいくら発達しても追い付かない領域にあるらしいです。

最後の部活の試合で精根尽き果てて負けた・・・
でも思う存分にやったから悔いはない
涙はちょっと出るけど、野球やっててよかった!

甲子園で敗れた一人の選手の表情を、テレビ画面でこんな具合に思うことがあるでしょうが、たぶんAIの画像解析機能では、こんなところまでは読み取れないのではないでしょうか?

五感を磨け

しかしながら、着実にAIが進化していくことで世の中は変わり、様々な職業に影響が出ていくのは間違いありません。

では、これから人間はどうすればいいのか?

こんな話がありました。

”人間はますます「五感」を磨いていくべきだ”

人は五感情報を時には意識して、時には無意識に駆使して日々を送っています。

視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の5つの情報を瞬時に解析しています。

人の表情を見れば喜怒哀楽がわかり、見ないで食べても和食の味はわかる。
かすかな煙の臭いで何が燃えているかが想像できるし、さわっただけでその材質もおよそわかる・・・、

素晴らしい能力ですよね。

ロボットやAIが追い付けないであろう、こうした微妙な感覚を磨くことが、将来、より大切になるということのようです。

人工知能や機械がやった方がいい仕事は、どんどんそうなっていく。
逆に人工知能や機械ができない仕事は、より人間がやる仕事として重要になっていく、ということなんでしょう。

機械やITを上手に使える能力を磨くとともに、より人間的なものも意識して磨いていきましょう。

それには何よりも、

「人とリアルで接する、
コミュニケーションをとる」

ということが大事になるように思います。

<おまけ>

チェスや囲碁、将棋では、人間が人工知能に勝てなくなっているようです。
頭脳を使うものは、どんどんそうなっていることと思います。

でも、きっと、人工知能が人間に勝てない、勝負にならない勝負事もあるはず・・・。

例えば、

「にらめっこ」

予想もできない表情や、無表情でも相手を笑わせることができたりします。

この感覚はきっと人工知能ではわかりますまい。

 

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。