安易な就職浪人という選択肢は問題の先送りでは?!
既卒者も採用しています
入社試験を受験する人の大半は現役の就活生ですが、中には既卒者や社会人経験者も時々います。
現役就活生でないと採用しない、なんてことはなく、広く門戸を開けておりますから問題はないのですが、
ちょっと気になることがあるのが、
既卒者がなぜ翌年も就活をしているのか?
という理由です。
就職が決まらなかったから、学校の残る選択をして、翌年の就活に賭ける
なんていう話を聞くと、
う~ん・・・
そりゃちょっとどうなんだろう・・・
と思ったりするわけで。
採用担当者の目線で、この辺を考えてみました。
納得できる就職浪人の理由
いわゆる就職浪人や留年等で、現役就活生より上の年齢で入社試験を受験する人の中で、その理由に納得がいくケースとしては・・・
・海外留学をしていた(単位につながらないもの)
・難関な公務員試験に挑戦していた
・難しい資格試験に挑戦していた
などでしょうか。
他に、家族の病気の看護等など、家庭の事情も入ってくるかもしれません。
共通点は、
本当はちゃんと現役で卒業したかったけれど、何かに挑戦したりやむを得ない事情で遅れてしまうことになった
ということです。
実際に海外留学や公務員試験挑戦が理由で、既卒者として入社する人もいますが、そこは何の問題もなく受け入れ、順調にうちの社員として成長してくれています。
安易な就職浪人は問題の先送り
一方疑問を感じるのは・・・
・就職先が決まらず研究生として残った
などの事例がありますが、よくわからない理由で卒業せずに、または学校に籍を残して翌年も就活をしているという人達です。
内定がなかなか決まらず、土壇場で就職先を決めるよりも、既卒者として翌年挑戦したほうがいいと思っているのでしょうか?
採用担当者として考えるに、こういうのは
”問題の先送り”
としか思えず、決して良い印象を抱くには至らないと思います。
入社しても困難なものから逃げたり、問題を先送りして周囲に迷惑をかけないか?
などと懸念します。
まだ意中の企業から内定が出ずに、焦っている就活生もいるかもしれませんが、安易に就職浪人するような選択肢はとらず、
まだ多数の企業が採用活動を継続していますから、粘り強く続けるよう頑張ってもらいたいですね。
それがきっと将来の自分のためにもなりますから。
<おまけ>
会社の出張研修で北アルプスの立山連峰を登山。
あいにくの雨で短縮ルートとなりましたが、標高3,000m近い高山は初体験で、「空気の薄さ」を体感しました。
ちょっと登っただけで、息がきれる!きれる!
スポーツ選手の高地トレーニングは大変だと聞きますが、自分で体験してそのすごさがよくわかりました。
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