「男はつらいよ」の寅さんから学ぶ何のために大学に行くのか?勉強するのか?
何のために大学に?勉強?
「何のために大学へ行くのか」「何のために勉強するのか」 こういう問いに、すっと答えられる人はすごいですよね。
・お金を稼げるようになるため?
・一流企業に入るため?
・みんなそうしているから?
どれも、そうだといえばそうだけれど、どうも腑に落ちない・・・。
私が昔、ある師匠に教えられ、鑑賞を勧められ、それ以来大ファンになっている映画に、「男はつらいよ」シリーズがあります。
主人公の寅さんが、この難解に見事に答える名シーンがあります。
寅さんが語る勉強する理由
第40作「寅次郎サラダ記念日」の中で、甥っ子の光男が大学受験に悩む中、寅さんに訪ねるシーンがあります。
「おじさん、なんのために大学へ行くのかなあ?」
「そりゃあ、勉強するためです」
「じゃあ、なんのために勉強するのかな?」
この難解に寅さんはこんな答えを出します。
長い間生きていると、いろんなことにぶつかる。そんな時に ちゃんと勉強していない人は、サイコロの目とか気分で決めるしかない。でも、ちゃんと勉強した人は、自分の頭で筋道を考えて決めることができるのだ。
なるほど!ですよね。
胸張って「勉強しました!」と
「大学時代に何をしましたか?」
という質問をすることも多くあります。貴重な時間を何に使っていたのかを知るためです。多くの人は、
・部活を一所懸命やって大会でこういう成績をとった
・バイトを頑張り、リーダーにもなることができた
・趣味のバンド活動でコンサートまでやった など、「勉強」以外のことを話す人が多い傾向にあります。
経済を勉強したくて進学したので、経済学をしっかりと勉強してきました!
などと胸張って言う人は、ほぼいないといっていいかも。
大学は専門的な分野を学問として学ぶところですから、「本来すべきこと」をちゃんとしている人は、選考試験の中でも評価は高くなると思います。社会に出たら、「本来すべき仕事」をちゃんとやってもらわないといけないわけですから。
勉強しました!と胸張って言える学生生活も大事。
おまけ
と、偉そうに言っている私ですが、大学時代に最もやったことで記憶に残っていることはバイトです。学習塾の講師のバイトをしていましたが、それはそれで、いい経験値を積めたと思います。
今、社員教育の仕事もしていますが、このバイト経験が今につながっていると振り返れば確認できます。
でも、理系だったので、専門科目や特に卒論はそれなりにけっこうやっていたと記憶しています。卒論が本格的になると、バイトも減らして、泊まり込みの実験とかもしていたので。
懐かしい思い出ですね。
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