周囲によい影響を与えてくれる人を置く

「朱に交われば赤くなる」

というように、人は周囲の人に影響を受けます。だから、自分にとって「よい人」を周囲に置くよう気をつけるべきですよね。では、その「よい人」とはどんな人なのか？

オカモトグループの従業員研修の中で、この「自分にとってよい人」とはどんな人なのか、ある教えがあります。

「４人の友を持て」

という考え方です。

人生を豊かにする４人の友とは？

４人の友・・・

１人目は　「お手本」　になる人です。

あの人のようになりたい、と目標になる人です。目標ができると努力します、頑張れます。だから人は成長できるんですね。

２人目は　「ライバル」　になる人です。

あの人には負けないぞ、と意識し会える仲です。ライバルと競い合うことで、一層頑張りがききます。

３人目は　「親友」　です。

調子が悪かったり悩んだり、時には相談相手も必要です。なんでも相談できる親友がいることで立ち直れます。

４人目は　「恩人」　です。

あの人のおかげで今の自分がある、と思える人です。正しい考え方、正しい生き方を教えてくれた人です。恩人の存在で、間違った道を歩まなくなります。

変えるべき友、変えない友

この中で、変えるべき友と、逆にずっと変えてはいけない友があります。

変えるべき友は、「お手本」と「ライバル」です。自分が成長したら、次のお手本、ライバルを探し、常に高みを目指しましょう、ということです。ライバルも一緒に成長していくことで、永遠のライバルになったりすることもありますが。

「親友」と「恩人」はいつまでも変わらず、生涯大切にしていきましょう。就活でもこの４人を意識するといいかもしれません。

「お手本」になる先輩から話を聞き、よき「ライバル」と切磋琢磨して努力し、疲れたら「親友」に相談にのってもらい、生涯の「恩人」となる採用担当者に出会う・・・。

そんな就活ができたら、絶対成功しますね。

おまけ

自分の経験上、この４人の友の数は、こんなふうになっています。

「お手本」
いろんな分野に、各々お手本がいます。公私含めて７～８人のお手本がいるでしょうか。

「ライバル」
お手本と同じように、各々の分野にいます。自分で勝手にライバル視している人も数多く。

「親友」
親友は社会人になってから作るのは難しい。利害関係が影響しますから・・・。学生、新社会人の時の親友が、生涯の親友になります。

「恩人」
歳を重ねるほど、恩人の数がどんどん増えています。もう両手で足りないくらいの恩人がいます。

※写真の人物：FMC（フーズ・マーケティング・カンパニー）ジョイカフェすすきの３．５店　浜田 和宜（はまだ かずのり）