緊張ゆるめる3つの方法(1)「見る側」に立つ
緊張をゆるめる3つの方法
「緊張しない方法」
就活生にとっては、是が非でも手に入れたいものですよね?
面接選考試験はもちろんのこと、OB面談や説明会・・・ 緊張しまくる場面が目白押しなのが就活ですから。
緊張のあまり言葉が出てこない
頭が真っ白になって何も考えられなくなる
自分を見失っておかしなことを言ってしまう
私も様々な就活生の緊張ドラマを見てきましたが、緊張しないで頑張ってほしいと思っています。そこで、日経新聞に『緊張しない3つの方法』というのが掲載されていましたので、紹介したいと思います。
「見る側に立つ」
緊張しない3つの方法の1つ目が、
「見られる側から、見る側に立つ」
という、立場・スタンスを変えるというものです。「見る側」にいる人は緊張しません。
授業中に先生の話を聞く
セミナーで人の話を聞く
スポーツの試合を観客席で見る
学校祭の出し物を鑑賞する
いずれも「見る側」にいますから気楽に構えられる。でも、「見られる側」は人の目や耳を気にして緊張してしまうんですね。
そこで、自分のものの見方、考え方を変えて、「見る側」の視点や心構えを持ち、例えば面接では逆に面接官を見てやろう、という風になれば、ずいぶんと違うと思います。
実際にこの気持ちになるのは楽ではないと思いますが、これをマスターしたら最高ですね。
企業も就活生も、見て、見られて・・・
面接等で「素」の自分をしっかり出してもらい、本来のその人を見て判断したいと思っているので、私は面接時には極力緊張しないように配慮、応援するようにしています。
頭が真っ白になったなと思ったら、考える時間、ちょっとリセットする時間をあげて、再度答えてもらう。また、選考を始める前にリラックスタイムを設けて、雑談したり、マジックを仕掛けて気楽になってもらう、という具合にです。
企業によっては、圧迫面接(今もあるのか?)など、逆に緊張感の中でどうなるかを見るところもあるかもしれませんが、そういう選考をする会社がイヤなら、そこには行かなければいいだけです。
就活も採用活動も、お互い「見る側」と「見られる側」でやるものですから、就活生は評価されるだけでなく、自分が入社する価値がある会社かどうか見てやるくらいの気持ちも持って、就活すればいい。それが、「見る側」の視点を持つ、ということかもしれませんね。
緊張しない3つの方法、続編は次回以降続きます。
おまけ
昨年こんな就活生がいました。
バリバリの体育会系の男子で、うちのスポーツクラブで働きたいと応募して選考を進めました。個別面接になり、志望先の業種等を尋ねると、彼は緊張のあまり・・・
「一応金融系も受けようと思ってるんすよね」
と、実は心にもないことを口走ってしまった。それまでの経緯から、「金融?」と疑問に思った私は、金融志望についていろいろ質問すると、当然のことながら彼の回答はズタボロ・・・
その後、アシスタントの配慮もあって、緊張のあまりにおかしなことを口走ってしまった、ということがわかり、再面接となったのですが、そんなことが起きるのが実際の面接の現場なんですね。
※写真の人物:JRC(ジョイリハ・カンパニー)ジョイリハ東日暮里店 石井 美里(いしい みさと)
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