最後はエイヤ!と決めないといけない「決められるか?」が最後のテスト
決められる人、決められない人
「もう、聞きたいことは聞きつくしましたね。もう、言いたいことも言い尽くしましたね。じゃあ、そろそろ決めないといけない時期ですね・・・うちの会社に決められますか?」
内定を決める最終面接で、よくこうした言い方をします。長い就活のどこかで、「ここにする!」と、決めなければいけない瞬間がきます。その瞬間に、「決められますか?」と問います。
「決められる人」と
「決められない人」の2種類があります。
まあ、ある種人生を決めるわけですから、大変な決断ですよね・・・
滑り止めの恋人にはなりたくない
決められない人は、他の就職先と迷っています。
・実は他に第一志望の会社がある
・試験慣れ、滑り止めのつもりで受けている
・公務員試験も受ける予定だ
などなど、様々な理由があります。
よく就活を恋愛に例えますが、お付き合いする人を決める瞬間、どう返答するかは大事です。
「告白して返答待ちの人がいるので・・・」
「来月まで返事待ってくれる?」
「あなたは第3希望なので、まだ決められません」
こっちは本気で返事を待っているのに、こんなのは許せませんよね。だったら、他のいい人を探したくなります。滑り止めで恋人になるなんてごめんですよね。
「ありがとう!よろしくね!」か(が理想)
「ごめんなさい、他に好きな人がいるので」
と、即答で返事してもらいたいものです。
その瞬間決められた人と握手をする
「はい!決めます!ありがとうございます!」
と迷いなく即答する人は、その瞬間内定が決まります。相思相愛ですから、何の問題もありません。腹が決まっている人は、顔と目を見れば分かります。嘘もカッコつけも迷いもみじんもない、晴れ晴れとした表情で握手できますから。
もちろん大変な決断です。でも、その決断をスパっとできるかどうか?
それが選考試験の最後の課題と言っていいかもしれません。
仕事をしていたら、どの方法が良いのか迷いに迷っていても、最後は決断しないといけない瞬間があります。大半の仕事には模範解答や正解はありませんから、エイヤ!と決めないといけないことが多いのです。
就活の最後、どこに決めるか?という決断も、それが正しいかどうかなんて、分かるはずもありません。でも、決めないといけません。それが出来た人とだけ、固い握手をします。
おまけ
長い就活をした結果つかんだ内定の瞬間、うれし涙を流す人もいます。そんなに思ってくれるなんて、こちらも感激です。
涙もろいうちの採用担当チーフも一緒に泣いています。
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