就活スケジュールを問う前にゆるゆるの大学のカリキュラムを再考すべきでは?
来年度の就活スケジュールは今年と同じ
経団連から、来年度の就職活動スケジュールが正式に出ました。
今年と同じく、説明会は3月解禁、選考開始は6月のスケジュール。ただし再来年度はもう一度検討し直す、ということですが、その理由が
「学生の本分である学業に専念する時間を確保する」
ということなのですが・・・
その前にもっと考えることがあるのではないでしょうか。
大学4年生は学業で忙しくない?
特に文系の人の話を聞いていると、
4年生になったらほとんど大学には行っていない
というのが現状です。
卒業までの単位はほぼ3年のうちに取ってしまい、4年になったら就職活動に専念していると言っていい。
内定を取り終わったら、思い切りバイトしてお金を稼ぐか、学生のうちにしっかり遊んでおくか、ほぼその2つのどちらかです。
大学4年生で学業が忙しい
と言う人にはほぼ会ったことがありません。(単位を取り損ねて卒業が危ういと言う人は別ですが・・・)
就活は学業を圧迫していないのでは?
採用活動の現場最前線にいる身として思うのは、
「就活は大学生の学業を圧迫などしていないのでは?」
3年までに単位は取り終わってしまう・・・卒論もない学校が多くを占める・・・
という現状では、大学4年生になってからは、就活で忙しい期間は別として、それが終わったら、自由な時間が盛りだくさんなのではないか?
授業にも出ていないのに、学費だけは払い続けている
ということに、違和感を感じている学生もいるようです。
本当に学業に専念させるならば、とるべき単位を増やしたり、しっかり時間をかけないとできない卒論を課したり、今の現状を打破しなければならないのでは?
就活の時期がどうのこうのと言う前に、大学の本来あるべき学業の構造に、メスを入れるべきじゃないでしょうか?
採用活動の現場で、ひしひしと感じる疑問です。
<追記・補足>
上記の印象は、私が採用活動を通じて実感していることをそのまま文章にしたものです。
よって例えば理系の学校は違うと思いますし、大学によってはしっかり学業をさせるところもあると思います。
やはり大学は、学問を極める所のはずです。
私が見ている範囲では、およそそれにはほど遠い・・・。
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