採りたかったけれど選考を途中辞退したA君は、やはり他社でも逸材と評価されていた
選考を辞退したA君と再会
新卒の採用活動って、それなりに経験値やスキルが必要な仕事であると思います。
採用難の時代なので、各社とも様々な工夫をしたり、自社のエース社員を投入したりして、会社の魅力を伝える努力をしています。
採用担当者の会合で、他社のある若手社員に目がいきました。
昨年、ぜひ採用したいと頑張ったのだけれど、残念ながら他社に採られてしまったA君でした。
「社会人1年目で、もう採用担当者として活躍しているんだ!」
すごいな、と感心するとともに、A君とちょっとお話をして、自分の目に狂いはなかったのだと、再確認もできました。
避けて通るか、近寄っていくか
採用の選考過程で、残念ながら離れていってしまう人は必ず出ます。
大きくは2通りです。
・選考試験で不採用になってしまう
もしくは
・本人が辞退して選考から離れる
どちらのケースも、お互い「気分よく」とはなりにくいのですが、その後再会した時に、「気持ちよく」また話ができる人がいます。
この他社に採られてしまったA君もそうでした。
顔を合わせると、ニコっと笑顔を見せてくれ、しばし雑談ができたのですが、
そういう対応ができることが素晴らしい!
同様にばったり再会した場合に、明らかに避けて通られてしまうこともある中、こうやって近寄ってきてくれる人は、間違いなくデキル人です。
「縁」を大切にしましょう
会社説明会や、選考試験を受けてくれた人には少なからず「縁」があったということですから、その縁は大事にしたほうがいい。
・もしかしたら、再選考につながるかもしれない
・将来、中途採用につながるかもしれない
・自分の仕事の取引先になるかもしれない
など、もしかしたら何かのチャンスにつながる可能性もありますから。
他社の採用担当になったA君にも、もちろんしっかり声をかけてあります。
「もし、今の会社を辞めることがあったら、真っ先に連絡してくれな!」と。
顔見知りの人と会った場合は、たとえ気まずくても、いや、実は気まずい人である場合ほど、近寄っていって、また関係性を築く方がいい。
我々採用担当者も、不採用にした場合でも、途中辞退した人であっても、若者の輝く未来を応援していますからね。
<おまけ>
この他社の採用担当のA君ですが、採用担当者の会合やセミナーに、なんと・・・
「一人で参加している!」
新入社員で一人で任されて動いてる例は、まず聞いたことがありません。
それだけ評価が高いということと同時に、新人に思い切って任せる企業の姿勢にも感心です。
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