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公開日: 2018/06/15 - 最終更新日:2018/06/15

せま~く、ふか~い面接のお話 面接官はこうしてジャッジしている

中西 創
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面接は就活生にとって最大の山場

就活のノウハウについて、就活生から一番たくさん受ける質問はなんといっても・・・

「面接対策」

が圧倒的に多い。

一言で面接といっても、グループ面接から個別の最終面接まで・・・様々な種類があるので、その対策は異なります。

ただ全般的にいえることは、

・一次選考試験などでは、広く浅い質問をする。

・最終面接になると、狭く深い質問をする。

という傾向はどんな面接でも共通していると思います。今回は狭く深い面接の質問について、面接官の立場から解説したいと思います。

深い質問で色々わかる実例

実際の事例で考えてみましょう。

(ケース1) なぜ民間志望に?

大学に進学して公務員及び教員を志望。現在は教員になる道はとらず、公務員をいくつか受験予定。民間企業は当社のみ受験。

このような場合、なぜ教員になる道を辞めたのか?民間はなぜ1社しか受けていないのか?公務員系の志望がそもそも高いのではないか?など、面接官としては当然の疑問がわきますので、これらについて深く質問をしました。

でもなかなか明確な回答が得られず、そもそも就活についてどのように向き合っているのかも、定かではなく・・・

また、教員志望を辞めたきっかけとなったのが、大学の担当教官との折り合いが良くなかった・・・などの理由を確認できました。

<面接官の印象>

公務員や教員を目指すという本来の志が、たった1人の教官との人間関係だけで揺らいでしまうのか?受験数が少ないことから、本来正面から取り組まなければならない就活を、この数ヶ月間真剣にやってきたのか?という疑念が。実際の仕事の現場でも、同じようなことが起きるのではないだろうか・・・?

(ケース2) 当社1社しか受けていないA君とB君

当然ながら「なぜ当社1社だけなのか?」という質問を深く行います。何社も受験するのが一般的ですし、就活の序盤ならともかく、中盤以降に1社だけというのはちょっと不思議ですから。

A君の回答

なんとなく御社が気になって、最初のフィーリングも良かったので受験しています。とりあえず1社に絞って就活を進め、落ちてしまったら次を探そうと思っています。

<面接官の印象>

1つに絞っているということは、一見志望度が高そうに感じるが、やはり就活生としては様々な会社の企業研究を行い、比較しながら自分に合ったところを受験する・・・というプロセスはしっかりとってほしいもの。

フィーリングも大事だが、この回答ではあまりにも浅はかであり、社会人としてきちんと物事を考える、という力があるとは思えない。

残念ながら、毎年何人かこういうタイプの人を見かけます。

B君の回答

就活は3月から始めています。企業研究は20社近く行い、会社説明会には10社ほど参加しました。その結果、自分が納得して働けるのは御社しかないと思い、1社に絞って受験しています。

<面接官の印象>

まず第一に、しっかり就活に取り組んでいるという姿勢が評価できる。そしてある程度の量の企業研究も行っており、自己分析も併せて当社を第一志望として受験中である。

1社しか受けていないという、リスクの大きい行動をとる傾向があるようだが、本気度が認められ、能力に期待できればぜひ採用したい!

例えばこんな具合に、深い深い質問をして掘り下げて人物評価をしていきます。

過去行ってきたことが一番の判断材料になる

中途採用の場合は、「職務経歴書」というものを出してもらい、これまでの社会人としての仕事の経験を特に参考にしながら、自社でどのように活躍できるか?を考えます。

しかし新卒採用の場合は、社会人としての仕事の経験がないので、他の要素で活躍できそうかどうかを見ます。

「自分はこんな仕事がしたい」
「私はこんな風に活躍ができます!」

など、将来に向けた意欲や気持ちはもちろん大事ですが、その根拠・裏づけとなるものは、

今までやってきたこと

つまり過去の体験、経験などです。その方が説得力もあるし、重要な判断基準とみなして判断をしていきます。

面接では、学校のことや部活、アルバイトなど・・・一見仕事には直結しないような内容の質問をされますが、面接官はそれらを自社で働いた場合は・・・?というように置き換えて見ていると思ってください。

<おまけ>

雛は最初に見たものを親と思う…てな話があります。社会人最初の上司が、新入社員に与える影響が大きいのは、同じ原理であると思います。

社会人駆け出しの頃の上司に20年ぶりに会いました。ずっと師匠と仰いでいる方です。何年たっても師匠は師匠。今の自分があるのは、この師匠のおかげです。

ふと思い出しました。正確にはこの師匠は、私の社会人としての2人目の上司でした。最初に見たもの・・・が必ずしもそうはならないということです。

 

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。