社会人初日はセンセーショナルだった
9時に始まって9時に終わった
今回のブログは、<余談>です。
私が社会に出たのは1988年のこと。日本がバブル経済に向かって走り始めた頃でした。入社初日のことはよく覚えています。朝9時前に出勤して、仕事を終えたのは9時でした。初日としてはなかなかハードな勤務でしょう?
昼にラーメンを食べ、夜まだ仕事が終わらず夕食も出前で食べました。深夜になってカップラーメンを皆でかき込み、やがて夜が明け朝に・・・
退勤は9時といいましたが、21時ではありません!翌朝の9時です。私は社会人初日は24時間ぶっ通しで勤務したということです。その業種の超繁忙期だった、ということもありますが、今とは全く違う時代ですから残業代も何もありません。初日からサービス残業を16時間もやったのですが、それが当たり前の時代でした。
とことん仕事をした若かりし頃
最初に勤めたこの会社は、ほどなく株式を上場して残業管理も普通になっていきました。休日もちゃんと休むように指導されて、所定の休日はとっていたように思います(形上は・・・)。
まだ仕事ができないということもあったり、彼女がいなかった(笑)ということもあったり、何より仕事することが楽しくてしょうがなかったので、隠れてずいぶんと仕事をしました。同僚と一度帰ったふりをして、晩御飯を食べてから会社に戻り、深夜遅くまで仕事をしたり、自宅に仕事を持ち帰って じっくりやったり・・・。特に苦になることもなく、そういうことを当たり前にやっていました。
今、こういう仕事のスタイルをすることは、なんだか「悪」のように思われる風潮がありがちですが、今思えばずいぶんと鍛えられたなあと実感します。普通に所定労働時間しか働いてなかったら、今の自分にはなってないだろうなあと思うからです。
仕事が出来る人になるには、仕事する以外にない
「仕事の筋肉は仕事をしてつけるしかない」という言葉がありますが、その通り納得です。野球が上手になりたかったら、野球をとことんすることです。歌が上手になりたかったら、歌の練習をすることです。同じように、仕事ができる人になるには、とことん仕事をして成長する以外にありません。
長時間の仕事は悪である。休みなく働くのは良くないこと。
確かにそうかもしれませんが、残業してでも、休みが少なくなってもいいから、たくさん仕事して成長し、ステージの高い仕事をしたい、と思っている人もいます。そうした人は、労働基準法など関係なく好きなだけ働けるようにする、というのも1つのやり方としてあってもいいと思いますが、極論でしょうか?
もちろん当社でも、残業管理や休日管理を適正に進め、効率よく上手に仕事をして、仕事が出来る人をたくさん育成しようとしています。でも、時々自分の社会人黎明期頃を思い出して、『振り返ればいい時代に社会人になったなあ』と、思ったりもしています。
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