オカモトグループ採用サイト|株式会社オカモト(北海道帯広本社)

公開日: 2015/02/06 - 最終更新日:2015/02/06

「この会社だ!」と決める瞬間

中西 創
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29この会社だ!と決める瞬間

いつかやってくる「よし!この会社だ!」

就活でいろいろ情報収集をし、採用担当者と話をし、OB訪問をし、インターンシップも受け・・・と、膨大な企業研究をしながら志望企業を絞っていく中、

「よし!この会社だ!」

と決意する瞬間というのが、必ずやってくると思います。そういう時って理屈とか論理の世界ではなくて、直感というか第六感というか、説明できない何か強いエネルギーがはたらいて、「ここだ!」という気持ちになります。

こういう時は左脳ではなく、右脳が機能しているのだと思いますが、根拠のない感覚的なこの意思決定は、経験的に大体正しい方向にいくと思います。私の場合もそうでした。

「でっかいことやるべ!」

現在のオカモトグループには、社会人4年目に転職して今に至っているのですが、「ここだ!」と決めた瞬間があります。それは、1990年12月のクリスマスイブのことでした。

以前から岡本謙一(現オカモトグループ代表)と面識のあった私ですが、転職を考えて自宅まで押しかけて相談に行きました。クリスマスイブなら絶対に自宅にいるはずだ、と思って・・・。

自分の気持ちを伝えると、岡本代表は立ち上がって、「ついて来い!」と外に連れ出され、そのまま車に乗せられました。行き先は、完成間近の建設中のTSUTAYA木野店でした。当時としては全国最大規模のTSUTAYAで、初のコニビニ併設店として全国紙のトップ記事を飾ることになる店です。まだオカモトグループの規模が小さかった当時としては、社運を賭けた一大プロジェクトであったろうと思います。

オープン間近で、忙しそうに大勢の人が動き回っている店のど真ん中で、両手を大きく広げ、満面の笑みを浮かべた岡本代表はこう言いました。

「中西君!どうせやるなら、こういうでっかいことやるべ!」

私の中で何かがスパークして弾けた瞬間でした。「ハイ!」と大声で返事したことだけ覚えてます。私がオカモトグループでやるぞ、と決めた瞬間でした。

正しい直感をするために、ちゃんと就活を

転職で私が辞めたところは上場企業でしたし、当時のオカモトグループは、まだ北海道の十勝の地方の中小企業の域を出ていませんでした。実は周囲の人は皆、「そんな会社で大丈夫か?」と心配するくらいでしたが、今思えば私のこの決断は意味あることだったと思います。

就活の中、きっとこういう意思決定の瞬間がやってくると思いますが、自分の感覚を大事にして決めて欲しいと思います。そして、その意思決定の感覚を研ぎ澄ますためにも、しっかりと就活をして情報収集してほしいと思います。

何の情報もなしに、ただの勘だけで決めるのは、人生をサイコロ転がして決めるようなものかもしれません。そうではなく、しっかりとした就活をしたうえで決めることだからこそ、間違いのない判断ができるのだと思います。

補足

絶対に自宅にいるだろうと思ってクリスマスイブに押しかけたのに、岡本代表は年末のかきいれ時の現場店舗周りをしていました。経営者が現場と一体となって、忙しいクリスマスだからこそ動き回っている、そんな社風にも共感して入社を決意しました。

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でっかいことを やり続ける岡本代表

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。