運動部出身者が就活で有利になる理由
「これだ!」というものを答えられるように
「学生時代は何をしていましたか?」
という漠然とした質問に、スパッと答えられるのは、大事なことだと思います。
「大学でしっかりと学問をしていました」
と答えられる人は少ないですが、でも本来大学というのは勉強するところですよね?ごく稀にこう答える人がいますが、自分で自信もって言うだけあって、素晴らしい勉強をしていることがわかります。面接の中でちょっと問題視するのは、
「特に何かしていたわけでなく・・・」
と、何か心に残るような「これだ!」という何かが出てこない人です。漫然と毎日を過ごしてきたのか?若いエネルギーを何に費やしてきたのか?面接の中ではやはり何か欲しいですよね。
「部活」「アルバイト」はアピールポイントです
面接での回答で多いのは、「部活を一所懸命やってました」「アルバイトを頑張ってました」という2つです。部活もアルバイトも、以下の理由で両方ともいい経験をしていると思います。
・共通の目的、目標に向かって活動する場である
・他人と一緒に何かをするチームワークが必要である
・他者とのコミュニケーション力が磨かれる
・何かしらの評価があり成果がある(勝敗や給料)
これらは皆、社会人として企業で働く場合に必要なことになります。会社組織というチーム活動で他者とのコミュニケーションをとりながら、売上や利益という目標に向かい、事業活動の結果は損益という形でしっかりと評価される、というのが社会人ですから。疑似体験かもしれないけれど、学生時代にこうした経験値を持つのは、就活でも有利にはたらくこと間違いなしです。
「運動部」や「リーダー」はさらに!
その中でも運動部経験者や、リーダー経験者はさらにアピールできます。
運動部は体力、気力ともに鍛えられますから、やはり健康で頑張れる人は重宝されます。
リーダー経験者は、チームワークづくりの大変さや、リーダーとしてのあり方など、体でおぼえています。いずれも社会に出てから役立つ経験値ですね。
運動部は(今は時代が多少は違うのかもしれないけれど)、先輩後輩の関係上、時に理不尽な扱いを受けたりもする。新入生は用具の準備などの下働きから始まって、先輩の練習を手伝うとか、声を出してひたすら見るとか、本来の部活動をなかなかさせてもらえなかったりする。そういう中、頑張り続けられた人が、成長してレギュラーをとったりしていきます。
社会人の新入社員にも同じようなところがあり、お客様のご要望に応えることなど、時に理不尽なことも多々あります。
運動部が重宝されるのには、こうした理由があるからだと思います。
おまけ
ここ10年ほどの間でずいぶん増えたなあ、と思うのが、「よさこい経験者」です(北海道だけの話かな?)。一種部活のようなところもあり、大勢の中でのコミュニケーションが必要でしょうから、いい経験値であると思いますよ。
運動部出身で現在JOYFITで活躍中の2人(左)磯谷社員 (右)江夏社員
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