採用してよかった大学ランキングにみる 学力よりも大事なこと
偏差値順になっていない大学ランキング
企業の人事担当者から見た、
「採用してよかった大学ランキング」
が発表されました。(日本経済新聞社)
1位 北海道大学
2位 横浜国立大学
3位 名古屋大学
4位 京都大学
5位 東北大学
6位 広島大学
7位 東京工業大学
8位 九州大学
9位 筑波大学
10位 大阪大学
などとなっていますが、例えば東大が十傑に入っていないなど、昔からこの種のデータは大学入試の「偏差値の高い順」になっていないのが面白いところです。
これは全国のデータなので、レベルの高い大学が上位に入っていますが、同じように各地方単位でみても、その地域の偏差値順にはなっていないと思います。
企業にとって活躍する人財かどうかは、大学の偏差値だけではない、もっと別なポイントがあることがわかります。
学力偏差値よりも大事なもの
オカモトグループで実際に活躍している人を見てみると、同じように偏差値順になっていないことは明白です。要職者の中には高卒や専門学校卒の人も多くいます。
学生のうちはやはり「学力」が能力基準の大きな割合を占めがちですが、社会人となると学力以外の様々な能力が必要になります。
基本的なコミュニケーション能力はもちろんのこと、空気を読んで行動する力、様々なものにチャレンジする挑戦意欲など、学力では測ることのできない力が試されます。
学校の勉強だけではない、部活などでのチーム行動で鍛えられたものや、接客のアルバイトなどで培われたコミュニケーション力など、特に人間関係に関する能力は、学力偏差値を時として大きく凌駕することもあります。
極端な言い方にはなりますが、しかめっ面した高学歴の人よりも、勉強は大の苦手だけれどいつもニコニコ素敵な笑顔の人の方が、お客様にも好かれるし、組織の中でも皆に慕われ可愛がられ、管理職になってからも部下がついていくものです。
能力よりも、意欲と考え方
そう考えると、オカモトグループの中でもよく用いられる「人生の成功方程式」はよくできているものだと思います。
成功方程式:能力×意欲の2乗×考え方
「能力」は偏差値に例えると、最大で80程度、最低で30くらいと、その幅は50くらいしかありません。
「意欲」は、全く意欲がないゼロから、最大は無限大まであります。食べることも忘れ、寝ることも惜しんで、何かに没頭するようなことを誰もが一度は経験していると思いますが、そういう時の「やる気」は無限大ですよね。その「2乗」に比例するので、能力以上に意欲が結果に大きく影響することがわかります。
「考え方」はシンプルに「+」か「-」の2種類です。公式は掛け算ですから、「やる気ゼロ」の人が出す結果はゼロです。また、マイナスの心を持つ人が出す結果は、マイナスになります。プラスの結果とは大きく乖離しますよね。
「能力」よりも、どんな「意欲」を持ち、どんな「考え方」をしている人なのかは、結果に大きく影響する。オカモトグループの選考試験でも、
プラスの発想ができる意欲的な人
を積極採用するようにしております。コロナの中でも、意欲を持って就活にプラス発想で取り組む人は、きっといい結果を出すと思いますよ。
<おまけ>
昔あった話ですが、ある会話の中で「ストイック」という言葉が出てきました。社員のKさんは、この「ストイック」という言葉の意味がわからないようでしたが、明らかに知ったかぶりをして会話を続けている…。
「ストイック」って、食べたことあるの?と誰かが聞いてみたら、「いやあ、まだ食べたことないですけど、いずれ試してみたいと思ってはいるんですよね」と。
この人、立派に店長職を務めています。学力じゃないんですよね!
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オカモトグループの人事理念がわかるテレビ放送
「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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<2021卒用>
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