オカモトグループ「挑戦の流儀」 70周年記念社史より
社史に刻まれる挑戦の歴史
常に情報収集を怠らず、新しいものを取り入れて、会社の事業を刷新していくことは、変化の激しい時代に特に大事なことであると思います。
今年創業70周年を迎えたオカモトグループですが、記念社史の中にもそうした新しいものへの挑戦の記録がたくさん掲載されています。
1990年代までは北海道の十勝、帯広を中心とした田舎町に、東京や場合によってはアメリカなど世界で流行っている事業や商品、サービスをリサーチして導入し、常に最新のものを地域のお客様に提供してきました。
他にも事業の中での新しい挑戦の代表的なものとしては…
・スイミングスクールへの新規参入(1984年)
・北海道初のセルフ型ガソリンスタンド(1999年)
・びっくりドンキー全国初の24時間営業(1997年)
など、地域はもちろん全国的にも、早い仕掛けをしてきていることがわかります。
創業者からして新しいもの好きだった
こうした歴史は創業の時代から育まれているもので、
創業者である岡本忠一(1916-2001)にも、多くの逸話が残されています。
戦争捕虜となりシベリアの抑留を経て帰還し、1950年に新聞販売店を始めたのが事業の始まりです(十勝の中士幌地区)。
当時、その地域では初めてとなる自動車の所有者となったのが、岡本忠一でした。クロガネのオート三輪から始まり、早い段階でトラックなども所有。当時はまだ馬車が荷物の運搬の主力だった時代です。
そして、自動車の便利さを自ら体感し、やがて地方にもモータリゼーションの時代が到来すると、1969年にこの中士幌地区にガソリンスタンドをオープンさせるに至ります。
いずれも地域初のことであり、時代を読む眼力や、新しいものに積極的に投資し、取り組むチャレンジ精神は、創業者の時代からあったことがわかります。
70年続いてきた「挑戦の流儀」
企業の平均寿命が30年などと言われます。30年後の企業の生存率は10%などとも。70年間も維持できているのは1 %?いやもっと低いかもしれません。
創業者の岡本忠一も、新聞販売店から事業を始め、雑穀業、そしてガソリンスタンドへと、乗り換え&拡大していったように、その後もスポーツクラブ事業、書店、リサイクルショップ、ファミレス事業、介護サービス、公共施設の運営管理など、挑戦と拡大を続けて今に至っています。
一か所に留まることをせず、絶えず情報収集し、実験・挑戦し、時には失敗と撤退を経験して学びを深め、ノウハウを醸成しながら歴史は作られてきました。
今のますます先が読めなくなっている時代に、就活生にとっては働く場が存続されるのかどうか、とても気になる重要なポイントになると思います。
転職が当たり前の時代になっても、フリーランスや兼業副業が可能になったとしても、契約先が存続することは自分の収入に直結する問題になります。
この70周年記念社史の副題は、
「挑戦の流儀」 です。
創業者から受け継がれてきている、この「挑戦の流儀」を、これからも大切な社風として受け継ぎ、後世に残していきたいと思います。
<おまけ>
社史を製作してくれる専門の出版社などもありますが、オカモトグループの70周年記念社史は広報部が2年あまりの歳月をかけて、文字起こしから進めてきました。
社史といえば重厚な堅いイメージの書物を連想されると思いますが、社風をイメージしてカジュアルに、雑誌風に、画像をふんだんに取り入れたものに仕上がっています。
いろんなものを独力で内製化する、というのもオカモトグループらしさですが、今回の社史の発刊でもそれが見られました。
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オカモトグループの人事理念がわかるテレビ放送
「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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