早く内定をとるには「大声」で就活をする早く成長したければ「大声」で仕事をする
新入社員研修で教えること
新年度になり、当社でも新入社員が入ってきました。1週間におよぶ新入社員研修も終わり、配属される各現場での実際の仕事が始まっています。
新入社員研修では様々なプログラムがありますが、全プログラムに共通して、これだけは意識してやるように!と強調しているものがあります。その中の1つが、
「大声で仕事しなさい!」
というものです。仕事における声の大きさの大小は、仕事を覚えるスピードや、その後の成長に大きく影響しますから。
大きな声の新入社員は成長する
人間、自信がないと声が小さくなってしまいます。新社会人は皆そういう傾向にあるでしょう。でも、声が小さいと仕事に影響します・・・
・元気がない人と見られてしまう
・接客や電話応対などで周囲に聞こえない
やはり若い人には元気を求めますよね。そして、周囲に聞こえないから成長しないんです。間違ったことをしていても、声が小さいから誰も気づいてくれませんから。
声の大きい人は、逆のいい効果があります。
・エネルギッシュな元気な人と思われる
・何をやっているのか周囲に全部聞こえる
元気な若い後輩は、先輩に可愛がられます。可愛い後輩には、仕事を教えてあげたくなります。大きな声は周囲に全部聞こえるから、いいことをしたら褒められ、自信につながります。ミスをしたら周囲が気づいてくれて直してくれます。そうやって、仕事を早く覚えていけるんですね。
だから、大きな声で仕事しなさい、というわけです。
声の大きな人が人を動かす
「世の中、声の大きい人が動かしている」
という話を聞いたことがあります。
確かに、有力な政治家は皆声が大きく自信たっぷり。社内の会議とかでも、声の大きな人の意見は通りやすい。学生時代でも同じようなことは普通にあると思います。特にリーダーを目指す人には、声の大きさというのは、とても大事な要件になるといっていい。ここぞ!という時に人を動かすのは、たてまえや論理ではなくて、情動的なものかもしれません。
スポーツの試合でも、キャプテンは論理的な組み立てとかではなく、「いくぞ!」「オー!」とかの掛け声でチームを引っ張りますし、応援する方も「いけー!」など、まあ言ってみればシンプルな言葉で大声で相手に届くように言っていますよね。
新入社員の皆さんには、大声で仕事をしてもらいたい。就活生の皆さんにも、大声で就活をしてもらいたい、と思います。
おまけ
もう10年近く前になりますが、ある年の新入社員でとても声の小さな女性社員がいました。彼女には新入社員研修で「大声で!」ということしか言わなかったと思います。
いつしか気が付くと、彼女は誰よりも大きな声で仕事をする人になっていました。店長職やリクルーターといった要職も経験して、会社の貴重な人材の一人になっていきました。
社内結婚し、産休をとって出産、育児休暇を経て、昨年職場復帰した彼女は、ビジネスウーマン、母親、奥さんをこなし活躍中です。きっと、家庭内でも大きな声で旦那さんや子どもに てきぱきと大きな声で話してるんだろうと思います。
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