就活生が最も練習すべきものは? 面接を有利に運ぶ自己紹介とは?
本番までにやっておくべきこと
今年もいつの間にか師走。これほど年末という感覚がない年は、かつてなかったように思います。
さて、毎年この時期に就活生から聞かれるのが…
「就活本番までに何をやっておけばいいですか?」
という質問。年を越して1月になると、合同企業説明会が目白押しとなって、いっきに就活本番ムードが高まります。早い企業は選考試験または実質選考試験を兼ねたインターンシップを開催したりも。
一言で「就活」といっても、何か月(人によっては1年以上)にもわたる長期プロジェクトなわけですから、ポイントになることを1つにしぼるのは難しい…。
『就活の本番=選考試験』と考えた場合、あえて1つだけ磨いておくべきものは?と聞かれたら、迷いなくこれ!というものが1つあります。
「自己紹介」を磨き上げよう
それは…
「自己紹介!」
自己紹介というと、とっておきの秘策でもなく、特に差も出そうにない普通のこと…と思いがちですが、これを磨きこんで就活に臨むか否かは、以下の点で大きな差になると思います。
①最低でも何十回もやることになる
インターンシップでも、面接試験でも、一番最初に必ず行うのがこの「自己紹介」です。先輩内定者に聞くと平均50~60回、多い人では100回以上自己紹介をしたという回答がありました。就活の中で最も行うことが自己紹介。ならば、それを徹底して研究する価値は大いにあります。
②第一印象は最初に決まる
『第一印象は3秒で決まる』という法則もあるようです。自己紹介は初対面の最初にすることなので、第一印象も含め、自分をいかに印象付けるかが重要。最初に抱いた印象は、簡単には変わらないもの。最初の自己紹介に全力で臨むくらいの意気込みで、準備するべきですね。
③自己紹介で自分のペースに持ち込める
面接は企業の本社など、自分にとって慣れない緊張の場、つまり「アウェイ」で戦うようなもの。なかなか自分のペースにはなりません。でも自己紹介を上手に仕掛けることで、自分のペースに、つまり「ホーム」で戦うことも可能になります。
「自己紹介」磨く価値ありそうですよね。
ホームに持ち込む自己紹介とは?
自己紹介の目的は…
「相手に自分を●●と覚えてもらうこと」
です。この「●●と覚えてもらう」ことが肝心。
毎年何百人もの就活生の自己紹介を聞きますが、中にはもったいない自己紹介も多々あります。
例1
「●●大学●●学部●●学科からまいりました、■■■■と申します。本日はよろしくお願いします。」
これは履歴書の最初の2行を読み上げただけであり、わざわざ自己紹介で聞くまでもないことです。我々は、よほどユニークな特徴ある学校でない限り「●●大学の人」と覚えることはありません。
例2
「大学2年生の1年間はメキシコに留学し、中南米の文化を実体験で学びました。スペイン語も日常会話をマスターしています。本日はよろしくお願いします。」
これは実際にあった自己紹介ですが、メキシコ留学という強烈な印象で彼女を覚えました。
また、面接では「なぜメキシコへ?」「スペイン語って難しい?」「どんな暮らしをしていたの?」など、滅多にお目にかかれない経験談を掘り下げて聞きました。
これ、つまり「メキシコ留学」という自分の得意分野(=ホーム)に、面接官を引き込んだという事例です。
こんな自己紹介を仕掛けられれば、しめたものですね!
<おまけ>
今年はマラソン大会も軒並み中止でしたが、1つだけ「オンライン」開催の大会に出ました。規定の距離を走って、その証拠を申告して認定してもらうものです。先日その完走証がメール添付で届きました。う~ん、嬉しさは微妙…。
やはりリアル大会でヘロヘロになってゴールし「お疲れさまでした!」と手渡される完走証が一番ですね。来年は自己ベスト記録の完走証がもらえるように!
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「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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