仕事も就活も「報連相」(ホウレンソウ)ではなく 「相連報」(ソウレンホウ)で!
ホウレンソウ?いやソウレンホウ!
社会人の基本中の基本としてあるのが、
「報連相」(ホウレンソウ)です。
報告、連絡、相談、の仕事上のやりとりでよく使う3つのポイントを示したものです。新入社員研修などで真っ先に教育する、鉄板のコンテンツでもありますね。
報連相ときたら「報告」が最初にくるのですが、推奨する順番は実はこの逆で、
「相談→連絡→報告」
つまり「相連報」(ソウレンホウ)でやるべきなんですね。
なぜそうなるのか?実際に発生した就活生の事案で説明したいと思います。
卒業できないと突然の「報告」
ある年のことです。3月も後半となり新入社員を迎えるのに1週間とせまった時のことでした。1人の内定者から電話がありました。
「すみません、卒業できなくなりました…」
入社直前ですからこっちも大騒ぎです。
人員配置に影響するのか?配属先部署に連絡しなくては?今から研修所の宿泊のキャンセルはできるのか?各種の準備物の要・不要は?
なにせ “寝耳に水!” の話です。
入社直前に聞くべき話ではない…。なんでもっと早く言ってくれなかったのか…。選考の段階では聞いていなかった話なのに…。
これ「報連相」だから発生しているんですね。卒業できなくなったという結論の「報告」が突然入るから、大変なことになる。
逆に「相連報」の順番だったら違う結果になっていたでしょう。
就活でも「相連報」の順番で
「相連報」は「相談」が先にきます。選考試験の面接の際などに「卒業は大丈夫か?」という確認や卒業見込み証明書をもらっていますが、その際に卒業が微妙であるならば、一言相談があるべき。
内定後にわかったことだとしても、わかった段階で真っ先に伝えるべきことです。そして、卒業に向けてどんな状況にあるか、単位の取得状況などの途中経過を適宜「連絡」する。連絡があればこちらも状況を把握しながら対応が可能になります。
そして結局どうなったのかの最終の「報告」を行う。これが「報連相」ならぬ「相連報」の正しい順番の使い方になります。就活生でも同じですね。
卒業できるかどうかという微妙な問題は、就活中に表にしたくない情報であるとは思いますが、ビジネスの世界ではこんな鉄則もあります…
「悪い話ほど早くしておくこと」
隠したい話は、隠して時間が経てばたつほどさらに状況は悪くなります。謝罪会見を遅らせて炎上した事例など、たくさんありますよね。
そうして、真摯に嘘偽りなく話をしてれる人、報連相ならぬ「相連報」ができる人を、我々人事採用担当者は意識して見ているんですね。
おまけ
新入社員が入社してメールでの「日報」が届くようになりました。毎年のことなんですが、今年も何人かに「改行するように」とアドバイスしました。
PCでメールを見るとき、「改行」されていないと画面の端から端まで見ることとなり、次の行がわかりにくくなる。学生の時はスマホなどの小さな画面が中心(?)だからなのか、「改行」ということをあまり意識しないのですかね?毎春の風物詩だなあと思いました。
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「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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