コミュニケーションの5つの要素 「話すこと」ばかりにならないように
コミュニケーションの5つの要素
企業が学生に求める要素の上位3つでよく取り上げられるのが、
・コミュニケーション力
・チャレンジ精神
・主体性
この3つです。(いろんな調査結果あり)
コミュニケーション力は多くの企業で最も重要視しているものですが、コミュニケーション力は5つの要素から成り立っているという、興味深い記事がありました(2021.07.06日経新聞)。
コミュニケーション力の5つの要素
①うまく話す能力
②うまく聞く能力
③配慮する能力
④関係を広げる能力
⑤関係を維持する能力
この5つです。
うまく話すことばかり、になっていないか?
就活生はこの中の「うまく話す能力」ばかりに目が行きがちです。確かに面接で質問されたことに対して、いかに上手に回答するかは大事なことです。
しかし、多くの就活生が…
・いかに緊張せずに話すか
・いかにうまく話すか
・いかに論理的に話すか
・いかに詰まらずに話すか
ばかりに気持ちがいってないでしょうか?
もちろんこれらのことがスラスラできたら、それはそれで素晴らしいことですが、そもそも面接は緊張するし、学生はうまく論理的に話すトレーニングも受けていない。よって話に詰まることもしばしばです。
うまく話すのと同じように、相手や周囲に配慮して話をきちんと聞き理解できる聞き上手や、人間関係を上手に構築しそれを維持拡大できる能力は、それ以上に大事なもの。
うまく話すことばかりフォーカスすることなく、総合的なコミュニケーション力を磨きたいですね。一流の営業マンは話し上手ではなく “聞き上手”であるとも言いますし。
普段の意識から変えてみよう
では、どんな風にしてこれらの力をつけていけばよいか?日々の実践の中で身につけてほしいと思います。
野球を上手になるには、ネットや本を読んだり、動画を見たりするだけでは力はつきません。実際にグラウンドでバット、ボール、グラブを手にして野球をする以外に道はない。それと同じく、コミュニケーション力をつけるには、とことん人とコミュニケーションするのが最も近道です。
「うまく話すこと」だけでなく、聞くこと、配慮、心配りを意識したり、物おじすることなく人間関係を広げたり、人を嫌わず嫌われないように関係を維持したりすることも、普段の人とのやりとりの中でちょっと意識することで変わっていくと思います。
こうしたトレーニングをする相手として大事なことがあります。就活で接する相手はほぼ間違いなく、目上の人生の先輩に当たる人たちばかりですから、普段からそうした人たちと積極的に関わることです。
気心知れた友人とLINEやZoomなどのバーチャル(ホーム)の世界でやりとりしてるだけだと、採用担当者とのリアル(アウェイ)面接でうまくいかないのは当然。
普段から変えてみてはどうでしょうか?
おまけ
久々に献血をしてきました(2年ぶり)。個人としてできる社会貢献として、毎年行いたいと思っています。札幌中心部の献血ルームでしたが、コロナで街に出る人が減った関係で、ついでに献血する人も少なくなっているとのことでした。
最近は献血中にテレビも見れるのですが、今回「YouTubeも見れますよ」と。ちょうどBSでエンゼルス戦を観たのですが、残念ならが大谷選手の打席が回ってくる前に献血終了となりました。次回はこの秋に予定。
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