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公開日: 2021/09/14 - 最終更新日:2021/09/13

「皆勤手当」が減少中 「○○手当」を理解して上手に就活しよう

中西 創
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皆勤手当が減っているようです

日経新聞にこんな記事がありました。

「皆勤手当 導入企業減る」

賃金には基本給に加えて各種の手当が付きますが、要は仕事で休むことなく勤務した場合に付くのがこの「皆勤手当」(精勤手当ともいう)で、平均で月額9000円くらいになっているようです。

大企業と比べて見劣りする中堅や中小企業が、見た目の賃金を高く見せるために、住宅手当やこの皆勤手当を設けた歴史的背景があるようです。

企業により運用は異なると思いますが、私が最初に勤めた会社では、遅刻や早退をすると、この皆勤手当は一定額減額される仕組みになっていました。金額は確か3000円程度と小さかったこともあり、給与明細を見てもあまり気にしていなかった記憶があります。

手当てんこ盛りの会社もある

以前、中途採用の面接の際、給料の話になった時こんな会社がありました。

・年収約370万円
 ・月給総支給額で26万円
 ・ボーナスは年3回で約60万円

これだけ聞くと、なかなかいいかも?と思うかもしれません。ボーナス3回も出るし、給料もそこそこ出してくれているように見えます。

ところが中身を詳しく聞いてみると…

・残業代はみなし固定になっている
 ・基本給は11万円で各種手当が多くある

営業系の職種ということもあり、残業は固定で約20時間程度。実態として20時間以上の残業があるものの、それ以上の残業代は出ていない。基本給が非常に低いことは従業員の不満や不信感にもなっている…とのことでした。

様々な手当てがたくさんあり、基本給以上になっているような「手当てんこ盛り」の会社も存在しているようです。

給料の中身はきっちり把握しましょう

学生の就活生がこうしたことまで理解し、企業研究の中で賃金の詳細を把握するのは難しいかもしれませんが、

「賃金が思ったのと違う!」
 「聞いていた話と違う!」

というのは、大きな不満となり早期退職につながる主要因の1つでもあります。

就活情報サイトで金額を含めて詳しく確認するのも困難ですので、そこは採用担当者や先輩社員に聞くのがよいと思います。

詳しく説明してくれなかったり、濁した表現しか出てこないような場合は、あまり実態を正確に知られたくない事情がある可能性があります。

給料のことばかりをしつこく聞いてくる就活生は敬遠されるかもしれませんが、大事な企業選びのポイントでもあるので、上手に情報収集して確認しておきたいですね。

おまけ

事情があって在宅勤務の時間が多くなっています。PCとスマホがあれば、どこでも普通に仕事ができる時代ですが、自宅での仕事で1つ大きな問題が…「椅子」です!

数時間座っているとお尻が痛くなり、やがて腰にも影響が。会社にある事務用の椅子が、いかによくできているかがわかりました。テレワーク中心の仕事には、ちゃんとした椅子が絶対に必要ですね。

 

 

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。