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公開日: 2015/07/10 - 最終更新日:2015/07/10

海外留学経験者が高く評価される理由不便な留学ほど価値が高い

中西 創
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72海外留学経験者が高く評価される理由

理不尽な留学経験は高く評価される

就活上で学生がアピールできる経験値としては、

・大学での学業そのものの経験値
・部活動の経験値
・アルバイトの経験値
・海外留学等の経験値
・ボランティアその他の経験値

などがあるでしょうか。

グローバリズムが進む今の社会ですから、海外留学経験は大きなアピールポイントになる可能性があり、ぜひ積んでもらいたいと思う経験値の1つです。

「海外」といってもピンキリで、物見遊山の観光旅行から、途上国でのサバイバル経験まで、多種多様なものがあります。

就活で評価される経験値としては、便利なガイド付きの至れり尽くせりの旅行ではなく、自力でその国で生活するような生活経験の方が断然高く評価されます。

やはり「理不尽」な経験は人を鍛えますから。

日本は超便利で安心・安全な特殊な国

私は留学経験は残念ながらないのですが、学生時代に行き当たりばったりの米国旅行や、最近では中国の地方都市での出張経験等、少しは自力でなんとかして、という経験も多少はあります。

海外はなんたって言葉が通じない。コミュニケーションがとれないから不便極まりない。でもそれを自分でどうにか打開しないといけない。

あらゆるものが便利で、清潔で、安心・安全な国が日本であり、世界では特殊な国であるということが、海外に出て初めてわかります。

長期間アパート暮らしをするなど、本当に自力で生活するような留学経験をすることは、日本国内でどんなチャレンジをするよりも、はるかに大きな成長を伴う経験値になるはずです。

だから、できるのであれば、うんと不便そうな留学経験を積むことをお勧めします。

内定出てから卒業までの時間を利用してもいい。もしも自分が学生時代に戻れたら、海外留学は絶対にやっておきたいことの1つです。社会に出てから、そんな時間をとるのは難しいから。

英語圏でないユニークな留学も

数年前に、とてもユニークな留学経験のある女子を採用したことがあります。彼女は半年間も「メキシコ」に留学していました。

公用語はスペイン語です。英語もろくに話せない中の留学だったようです。

「とにかく変わった経験がしたかったから」

という彼女は、人々の会話が全くわからない中、とてつもない経験値を積んできたようです。そういう経験をした人の共通項がいくつかあります。

・ものおじせず、積極的にコミュニケーションをとる
・ちゃんと相手の顔を見て会話ができる
・表情が豊かで、ボディランゲージが豊か
・まず行動ありきで動く、時に猪突猛進

いずれの要素も、今、草食系が増殖しつつある日本の若い人と比べて、企業が欲しくてたまらない人財要素といえます。

英語話せるのは珍しくない時代、英語ではない、マイナーな言語圏での留学経験は、ユニークな経験と評価されるかもしれませんね。

おまけ

このメキシコ留学経験のある彼女ですが、入社3年目を前に退職しました。

理由は、もう一度メキシコへ行って勉強して、メキシコ雑貨を製造販売する仕事を立ち上げたい、という夢を叶えたいから、ということでした。

たくさん話をしましたが、最後は応援して送り出しました。またいつか、縁があったら戻っておいでと。

彼女は本当にメキシコへまた半年行って、見事、その夢を叶えつつあります。(彼女は本物でした)

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。