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公開日: 2015/07/21 - 最終更新日:2015/07/21

あなたの評価を下げてしまう質問の例「私の何が評価されたのですか?」

中西 創
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75あなたの評価を下げてしまう質問例『私の何が評価されたんですか?』

自分の評価を気にする人が多い

面接試験の中で、必ずといっていいくらいする質問の1つに

「何か質問はありますか?」

というのがあります。

いろんな疑問を解決してほしいという狙いと、どんな質問をするのかをみる、という2つの側面があり、「質問力」を試してもいます。

そんな就活生から受ける質問の中で多いのが、

「どうして前回の試験が通ったのですか?」
「私のどこを評価してくれてるんですか?」

という類の、自分の評価を知りたい、という質問です。

脇目も振らずにまっすぐ前を見ろ

就活のテクニックの1つとして、こういう質問をすべき、ということになっているのかどうかは知りませんが、自分がどう見られているのか気になる、というのは最近の若い人の特徴なのかもしれません。

でも、他者の評価や他人の目を気にするより、真っ直ぐに前を見て、脇目も振らずに!というような、昨今は少なくなった人達を企業側は求めているはずです。

売手市場の中、

「御社は私のことをちゃんと評価してくれてるんでしょうか?」

などのようなニュアンスがないと思いたいところですが、こちらも人物評価は真剣に行って合否を決定していますから。

面接官として、どうもしっくりしない質問の部類なんですね。

面接官も納得するような質問を

要は自分の価値観や考え方、方向性などを、ちゃんと理解したうえで合格しているのか、安直に判断されていないのだ、という安心感が欲しいということなのでしょうか。

もし、そういうことであれば、このような感じの質問をしたらいいのではないでしょうか。

「私は・・・といった考えをもって御社を志望しております。その方向性は御社の方針と合っていますか?御社で働く上で問題ないでしょうか?」

こういう質問だと、こちらも気持ちよく回答できるし、本来あるべき本人と企業の大事な部分のすり合わせもしっかりできると思います。

「質問」て、実はすごく大事です。質問力を高めて、上手に質問したいですね。

おまけ

「質問の質問」という面接官がやる手法があります。

質問をしてもらって、

「なぜそういう質問をするのですか?」

と言うやり方です。

もちろん質問にはちゃんと回答しますが、そういう質問をした背景や意図を聞くことで、人物評価をより具体的にできるんですね。

だから、面接官にする質問は、なぜそういう質問をするのか?という問いに、ちゃんと答えられるよう考えておくといいと思います。

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。