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公開日: 2022/03/22 - 最終更新日:2022/03/22

働きやすさか?働きがいか? コロナで人気の高まる職業とは?

中西 創
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コロナで会社員の人気が高まっている

小中高校生に聞いた「将来なりたい職業」ランキングが、日経新聞に出ていました。小学生のなりたい職業といえば「YouTuber」が有名でしたが、ちょっと違う結果になったようです。(第一生命調査)

ユーチューバーは小学生男子の2位で、3位がサッカー選手。小学生女子では1位にパティシエなども入り、子どもの頃は夢多き未来が広がっています。

中学・高校となると現実味を帯びてきて、公務員や看護師、医師、ITエンジニアやプログラマーなどが登場します。

そんな中、小学生男子、中学生・高校生の男女全てで第1位になったのが…

「会社員」

ここ2年、会社員の人気が高まっているようですが、理由としては「コロナ禍で在宅ワークをする両親を見て」というこも大きな要因とのことです。

テレワークができる=働きやすい

という考えがあるようですが「働きやすさ」とは何なのか?ちょっとひも解いてみたいと思います。

働きやすい会社とは

厚労省の資料による「働きやすさの意識が高まる企業の取り組み」では、下記のようなものがあげられています。(ポイントの高い順)

・自分の希望に応じた研修で学べる
 ・自分の希望が配置に尊重される
 ・提案を吸い上げてくれる
 ・余暇活動を支援してくれる
 ・従業員の意見が経営に反映される
 ・メンターに相談ができる
 ・経営情報が従業員に開示される

直近の調査資料ではないので、若干今と違いはあるかもしれませんが、

・様々な面で自分の希望が尊重される
 ・会社の経営に参画できる

の2つが大きなポイントになっているようです。今の子どもたちに人気の「テレワークができること」も、自分の希望が叶うものとしてとらえられているのかもしれません。

働きやすか?働きがいか?

一方、この厚労省の調査では「働きがい」についても説明されています。働きがいが高まるには、職場の中で自分が期待され、役に立っているという意識(自己効力感)を持てることが大事であると。

また、休みや労働時間、給与や賞与などの労働条件が良好な方が、「働きやすさ」の意識は高まるようです。

「働きやすさ」と「働きがい」はもちろん両方大事で、両立されているのが理想ですが、従業員の意欲や定着度、会社の業績の3つでどちらの方が効果があるかの調査では、「働きがい」の方が若干上回る結果になっています。

(これは「働きやすさ」の基盤があってこそ、「働きがいのある職場で頑張ることができる」という構図にはなっていると思います)

企業選びをする際、就活生の多くが

“まず「働きやすさ」を考えて企業を選びます”

休みが多い、給料がいい、残業がない、福利厚生制度が充実…など、もちろん大事なことではありますが、それだけではなく、その企業での「働きがい」は何なのか?

ぜひこの両軸を持って、就活を進めてほしいと思います。

おまけ

子どものなりたい職業ですが、過去にさかのぼってトップ3を見てみると、男子は野球選手、サッカー選手、学者などが多く見られます。女子は食べ物屋さん、看護師、保育士など。会社員はどの年代でもほぼ10位以内にランクインしておらず、これもコロナで大きく変わったことの1つなのでしょうか。

 

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。