モチベーションが高いか低いかより『どんな行動をとっているか』の方が大事
モチベーションは関係ない!?
「行動科学」についてのセミナーに参加しました。その中で、目からウロコの話がありました。
「仕事の出来にモチベーションは関係ない。やっている行動そのものが結果に直結する。」
という話なんですが、「モチベーション」という言葉を大事にしている会社なものですから、この表現にはちょっとショックを受けました。
「モチベーション」を強く持っている人は、それは素晴らしい仕事をします。やる気まんまんですから、少々辛いことでも克服するし、知恵を絞り、工夫もして、見事に仕事をやり遂げます。
モチベーションの高い人は、自然とおのずから、やっている行動が成功するものになっている、ということですね。
モチベーションを高く持つ方法はない・・・
モチベーションを高く持つのはいいですが、
「モチベーションを高く持て!」
と言われても、どうしたらいいのかわかりません。モチベーションを高く持てる対象は、人それぞれ違うでしょうし、やり方も様々でしょうから。これは誰しもマネることはできません。
でも、成功している人がやっている行動は、誰でもマネることができます。
結局、やっている行動がどうかで、結果は左右されるものであり、言ってしまえばその人のモチベーションが高いか低いかは、そもそもの問題ではないといえます。
やる気あろうが、なかろうが、毎日10kmのランニングをするという行動をしている人は、ハーフマラソンくらい楽に走れるでしょう。逆に、走ることに高いモチベーションを持っていても、週に2、3回、5kmくらいしか走らないような人は、ハーフマラソンを走るのは大変なことになるでしょう。
要は「やった通りになる」ということ
「結果」はどんな「行動」をしたかで左右される、という、考えてみれば当たり前のことです。就活も同じことがいえるでしょう。
やる気があるかどうかは別として、
・多くの企業を研究して自分の志向と照らし合わせる
・説明会にたくさん足を運び詳しく企業研究する
・選考試験を数多く受ける
・面接の練習をたくさんやって本番に備える
というようなことを、地道にたくさんやった人は、就活でも きっといい結果を出すに違いありません。要は、
「人はやった通りになる」
ということですね。就活も仕事もそうですが、成功している人の行動をそのままパクってやることが近道です。
「行動科学」というものは、勉強する価値がありそうで、もっと知りたいと思っています。
おまけ
7月の下旬に、釧路湿原30kmマラソンに出場してきたのですが、しんどいレースになりました。
モチベーションは高く持って臨みました。自己ベスト、目標タイム、ちゃんとありました。練習もそれなりにしていたのですが、ちょっと練習しすぎで疲れが残っていたかもしれません。疲労をとって万全の体調で臨む、ということにおいて、レース前にとった行動は結果的に失敗でした・・・。
やっぱり、やった通りになりました。
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