新しい異質なものを追いかける ベンチマークという挑戦の流儀
スタンドに写るありえないもの
オカモトグループは今年で創業70周年を迎えました。社史の副題は「挑戦の流儀」で、これまでの波乱万丈で紆余曲折なチャレンジの歴史が刻まれています。
70年分の歴史を掘り起こし編纂するのに、広報部が2年以上かけて調査から始めたのですが、昔の資料、特に写真は残っているものが少なく、方々の協力を得てなんとか形にすることができました。
その中にこんな写真があります。
“ガソリンスタンドに馬車” という、今では考えられない写真です。昭和39年に最初のスタンドを開設したのですが、この年は1964年、東京オリンピックが開かれた年です。北海道の十勝、中士幌という田舎では、まだ馬車が現役で運搬の仕事を担っていたんですね。
聞くところによると、農家が燃料用の灯油を買いに来るのに、馬車でスタンドへ乗りつけていたそうです。時代が大きく移り変わる時だったことがわかります。
新しい異質なものを展開する
今でこそ「馬車」が異様に見えますが、当時は「ガソリンスタンド」が異様な珍しいものとして認識されていたかもしれません。いつの時代でも珍しいもの、新しいものは、異質なものとして見られますから。
この馬車の時代のガソリンスタンドに限らず、オカモトグループの歴史の中には、こうした地域初の新しい異質なものが何度も登場します。特に1980~90年代を中心に、話題の店や業態が登場しています。
・大型ビデオレンタルショップ(TSUTAYA)
・セルフ給油式のガソリンスタンド
・10分100円のスポーツクラブ(JOYFIT)
などですが、いずれも大きな話題を呼び、お客様が長蛇の列をつくって並んでくださいました。
今はインターネットの発達により、日本全国はもちろん世界中で起きていることが、同時進行で各個人が情報を入手できます。
でもそれ以前の時代は、目の前にある「リアル」が大きな情報源でしたので、突然登場したこれら当時の最新の店舗は、大きなニュースとなって伝わったことと思います。
ベンチマークの大切さ
なぜこうしたことができたのかというと、全社をあげて日本および世界を飛び回って、新しい業種、業態の情報収集に勤しみ、人気・話題の成功事例に学んで事業を展開してきたからです。
社内用語でこれを、
「ベンチマーク」
と言っています。
この社風・文化は今も継承されており、会議などで何か新しい話が出るたびに…
「それはベンチマークが済んでいるのか?」
となり、現地で現物を自分の目と耳で確かめることの重要性は、今でも変わらない仕事のやり方になっています。
最新の情報に触れ、成功事例に学ぶことは、ビジネスでも就活でも同じように大切なこと。志望企業はどんな「ベンチマーク」をしているのか、企業研究の中で確認してみましょう。
また、自分以外の就活生も「ベンチマーク」して、どんな就活をしているのかなど、お互いに情報共有して切磋琢磨できれば、みんなハッピーになると思います!
ぜひ!「ベンチマーク」を。
<おまけ>
北海道も雪の季節を迎え、車のタイヤはスタッドレスに。ある調査ではタイヤ交換を自分でやるという人の割合は59%だとか。まだ6割近い人がいるんですね。それなりの重労働ですが、毎年2回の風物詩になってます。
子どもが小さい頃には、手順を覚えてもらうために手伝ってもらいましたが、車を持つ年齢になったいま、彼らは自分でタイヤ交換をするようになるか?いや、そもそも車を持つということ自体を考える世代になるかもしれません。
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北のビジネス最前線(HBCテレビ)YouTube
オカモトグループの人事理念がわかるテレビ放送
「つとめてよかった、やめたらダメよ」
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<2022卒用>
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