楽な選考試験とハードな選考試験

選考試験は

・回数も少なく楽な方が良いでしょうか？

　　それとも

　・何度も行われるハードな方が良いでしょうか？

採用で

どんな選考試験を行っているのか？

を見れば、どんな人事の方針を持っているのか、ヒト・社員に対してどんな考え方を持っているのか、がある程度わかるかもしれません。

１回１５分の面接で内定・・・！

先日の面接でこんな話を聞きました。公務員試験を断念して１０月から民間就職に切り替えた人の話です。

秋採用を行っている会社を調べて、何社かを受験し既にある会社から内定が出ています。内定が出た会社に決めない理由は・・・と聞いてみました。

「実はその会社は一回目の選考試験で内定が出ました。適性試験と簡単な１５分程度の面接のみでした。あまりにも簡単に決めてしまうことに、違和感を覚えて決めかねています。」

との事でした。

人材採用難の時代、各社いろいろな工夫をしていますが、なかには

・面接試験なし
　・筆記試験なし

といった告知をしているところも見かけたことがあります。一体どうやって人物評価をしているのか？と甚だ疑問に思いました。

ちゃんと時間をかけて評価する会社を選べ

どのような選考試験を行っているかは、その会社が人材に対してどういう考え方を持っているか、という事とほぼ合致すると思います。

極端な言い方かもしれませんが、簡単に内定を出す会社は、人に対しても薄い考え方しか持っていないかもしれない。

逆に、何度も面接を行い人物評価をじっくり行う会社は、入社後もその人そのものの人物をしっかり見てくれる可能性が高いのではないでしょうか。

一見すると選考試験は楽な方が良いように思いますが、長い目で見た場合、ちゃんと時間をかけて評価をしてくれる会社の方が、ミスマッチも少なくなるし長く活躍できる可能性が高いと思います。

安易に楽な選考試験に流れないように、就活生は注意していきましょう。

＜おまけ＞

オカモトグループの選考試験は、一次選考から面接（基本的にグループ面接）を行い、グループディスカッションや個別面接を最低でも４回以上行います。適性試験も絡めて行っています。

「人物評価」を重要視しているのですが、面接を受けた就活生からは、他社に比べ一人ひとりにここまで向かい合って掘り下げるのか！というコメントをよくもらっています。

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