社会人最初の職場、上司が与える影響は大きい!
最初の職場、上司が人生を決定づける
生まれたばかりのひよこは、最初に見たものを親と思って後をついていく、という習性があると聞きます。
アルバイトを新たに始める場合も、最初に教えてくれる教育担当の先輩次第で、その仕事に対する思いや興味、成長度合いも大きく変わっていきますよね?
同じように、新社会人になる最初の職場や最初の上司が、あなたの社会人人生にとても大きな影響を与えるのは間違いありません。後に転職するなどして、いろんな仕事に就くかもしれませんが、最初に就く仕事だけは別格です。
「あなたの人生を決定づけるもの」
といっても、過言ではないと思います。
当時の上司は今でも永遠の師匠
新入社員の時も、いろいろセンセーショナルなことがありましたが、私の場合は入社2年目・3年目の2年間が、人生を決定づけるような大きなものになったと思います。
その時にお世話になった上司のAさんから、実にたくさんのことを教わりました。入社間もないのに責任と権限を持たされましたし、高いレベルのクォリティやボリュームを求められ、けっこうな残業もこなしていました。
とても厳しかったけれど、仕事のやり方、考え方、仕事の醍醐味や素晴らしさなど、言い尽くせないエネルギーというか、バイブルというか、かけがえのないものを与えてもらいました。
このAさんとはわずか2年しか一緒に仕事ができず、その後の転勤や私の転職もあり、なかなかじっくりとお話をする機会もなく時が流れていますが、Aさんは今でも私の師匠であり、あの時のAさんに追いつきたいという思いで、今でも追いかけ続けています。
誰と仕事するかが大事です
長い期間就活をして、やっと決まった就職先なのに、不幸なことに1年ももたずに短期間で退職してしまう、というケースも少なからずあります。大卒社会人の30%は3年で会社を辞めてしまう、というデータもあるようで、もったいない話です。きっと、最初の上司や最初の職場が、その人にとって かけがいのない出会いであったならば、そんな残念なことにはなってないと思います。
どこに配属になるかや、上司が誰になるかは、「運」というものも作用しますが、その後何十年にもおよぶ社会人人生を決定づける、大事な大事な最初の就職先なだけに、就活の中で真剣に考えていってほしいと思います。
案外
どんな仕事をするか
よりも、
誰と仕事をするか、どんな職場で仕事をするか
の方が、その人に与える影響はずっと大きいですから。
おまけ
今年のNHKの大河ドラマでは、吉田松陰が主人公です。
吉田松陰の松下村塾という塾で、幕末のわずかな期間でその後明治維新の中心人物となる逸材が育てられました。そこまで大げさな話しではありませんが、私の社会人2~3年目の2年間は、自分にとっての松下村塾のような、熱い意味を持つ時間であったと思っています。
あの2年間がなければ、今の私は絶対にありませんから。
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