始まる前に全部決まっている完璧な準備が勝利を呼ぶ!
マラソンはスタート前に決まっている
北海道にもようやく春が訪れ、待ちに待った外を走れるシーズンがやってきました。
今年もいくつかのマラソン大会に出場します。自己ベスト更新目指して、本格的にトレーニングをしていこうと思っています。いつも目標タイムを設定してスタート地点に立ちますが、実はスタート前にゴールタイムはほぼ決まっています。
特にフルマラソンは、何ヶ月も前からその日に照準を合わせてトレーニング計画を立てて準備します。(素人ながら一応こういう準備をしております)
計画を立てても、仕事との調整や体調不良で思うようにトレーニングができなかったり・・・など、いろいろある。万全にトレーニングや直前の調整ができたレースは、やはりいいタイムが出ます。逆に、今回は準備不足なんだよな~というレースでは、完走ぎりぎりとか、場合によっては途中リタイヤという、屈辱も味わうはめになる・・・
スタート前に、結果が見えているのがマラソンです。
選考試験も開始前に決まっている
こういうことは、マラソンに限らず全てのことにおいて共通していえることですよね。
どんなスポーツでも、学校のテストでも、旅行に行くときでも、料理するときでも、なんでもそう。事前にいかに準備するかで、結果の大半が決まります。
面接試験が終わった時、「今日の面接を自己採点してみると?」という質問を投げかけたりしますが、時々、
「30点です。何も準備しないでありのままの自分をぶつけようと思ってきましたが、うまくいきませんでした」
というような答えがかえってきたりします。
「ありのままの自分をぶつける」というのは、素で勝負するとか、チャレンジ性があるとか、いざという時の瞬発力がある・・・などのように解釈することができる一方で・・・
準備に限界なし、段取りが全て
「敢えて準備をしないで自分をぶつける」
という戦法は、逆にネガティブな受け止めもできます。
・準備して当たり前なのにそれをしない
・大事な場面で場当たり的に行動する
・仕事をする場合にも事前準備をしないのでは?
「勢い」があるということは、草食系が多い昨今、すごく大事な要素であるとは思いますが、仕事を一緒にしていく仲間と考えると、
・事前準備する
・想定する
・段取りする
といった、何かをする前にしなくてはいけないことを、就活でもちゃんとやっているかは、すごく重要な評価項目の1つであると思うんですね。ちゃんと準備をしたうえで、本番でさらに高いパフォーマンスを発揮するバイタリティがある、というのが最高だろうと思います。
おまけ
「段取り9割5分!」
「現場力で乗り切る!」
という言葉を、私はよく仕事の中で使っているようです。
「現場力」も大事ですが、何の準備もしないで「現場力」だけでやるのは、場当たり的で無鉄砲・・・、まず間違いなく上手くいきません。
準備や段取りは成否の「9割5分」を占める。とことん想定し、準備をし、段取りするからこそ、本番もスムーズにいくし、不測の事態にも対応できる。
本当の「現場力」は万全の段取りの上で機能する、そういう考え方で仕事をするように心がけています。
※写真の人物:YGC(株式会社ヤマウチ)ラチェットモンキー本店 平星 晴恵(ひらぼし はるえ)
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