思った通り、言った通りにはならない人は「やった通り」になる
人は「やった通り」になる
マラソンを始めて7年になります。マラソンレースに向けた練習は、素人といえども、長い時間をかけて何ヶ月も前からレース本番を想定してトレーニングします。
マラソンに関する本や雑誌もずいぶん読みましたが、メダリストランナーの言葉には重みがあります。個人的にファンでもある、高橋尚子さんの本では、走る楽しさを教えてもらいました。
その高橋尚子さんを育てた名監督である、小出義雄さんの本で、こんな言葉があり強く共感しています。
「人は言った通りにはならない。人はやった通りになる。」
マラソンも「やった通り」になる
アテネ五輪の女子マラソン金メダリストでもある、野口みずき選手の言葉にも、
「練習は嘘をつかない」
とあります。マラソンレースに出ると、この言葉がよくわかります。走る前から どういう結果が待っているか、自分が一番よくわかっています。
レース前の数ヶ月間、ちゃんと走り込んで万全の状態で臨むレースでは、ちゃんといい結果が出ます。逆に、練習不十分のレースでは、いくらレース中に頑張っても、それなりのダメな結果にしかなりません。
結果というものは、「やった通り」にしかならない。
当たり前のことですが、こういうこともマラソンから学ぶことができます。
就活も「やった通り」になる
もう一度小出監督の言葉をお借りすると、「言った通り」にはならないし、「思った通り」にもなりません。
やっぱり、「やった通り」にしかならないんです。
逆に言えば、思ってもいないし、言ってもいないことではあるけれど、実際に「やったこと」は、必ず結果として成果を残します。
「思うこと」「言うこと」は、たやすいことだけれど、実際に「やること」は全然違う意味を持ちます。「行動すること」が最も大切である、といえるかもしれません。
就活でも、「思うこと」や「言うこと」も大事ですが、実際にやることが肝心です。企業研究、面接の受け答え、質疑応答の答え方、自己アピール、時事に関する情報収集・・・
実際にやった人は、ちゃんとそれなりの結果を残す。社会に出てからのビジネスの世界はもっと顕著です。
「やった通りになる」世界が待っています。
行動力のある人を目指しましょう!
おまけ
フルマラソンレースの後半の一番きつい時に、いつも思うことが・・・
「もっと腹筋を鍛えるべきだった」
という反省です。体幹がしっかりしていないと、姿勢が崩れてレース後半に足が運べなくなるんですね。
尊敬する高橋尚子さんは、現役時代に腹筋を毎日「2000回」やってたそうです。2000回!ですよ。
そこまでとはいかなくとも、せめて300回を、と思ってるんですが、なかなかそうはいかず・・・。やっぱり、「やった通り」にしかならないですね。
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