返事は2つに1つ「ハイ」か「YES」
できると思う仕事を与える
上司が部下に仕事の指示をする場合、その部下が出来ると思われる質、量の仕事を指示します。出来もしないような高度な仕事は指示しません。その部下が出来ないと思うような仕事は、他の出来る人に任せるか、上司が自分でします。
自分では出来ないと思っていることでも、他者の目、上司の目から見たら、十分に出来るはずであるということは結構あります。
自分で思い込んでしまっていて、能力にフタをしてしまっているようなものかもしれない。
「君ならできるよ!」
と思って与えられる仕事なんですから、やる価値ありです!遠慮なくやりましょう。
やったことない仕事だから挑戦する価値がある
未経験のやったことがないことには、人は尻込みする。経験したことがあるかないかは、大きな差です。
上司から与えられた仕事でも、未経験のものは、
「やったことがないので、無理です・・・」
などと言う人は多い。でも、誰でも最初は未経験者で、必ず初体験をする。生まれつきのベテランなどというものは存在しません。やったことがないから、経験値がないからこそ、やる価値があるんです。
人は経験した分だけ成長する、という言い方があります。やったことがある、出来ることしかやらないのでは、新たな境地を開拓することはできません。
だから挑戦心を持っている人は、どんどん成長する。迷っている暇なんかもったいないだけです。やったことないことだからこそ挑戦しましょう。
返事は2つ、「ハイ」か「YES」
ある尊敬する方から聞いた言葉です。部下に仕事の指示をする場合、こう尋ねると。
「・・・という仕事をやってもらいたい。返事は2つに1つだ。ハイか、YESか、どっちだ?」
まるでゴルゴ13の世界の話のようですが、要は依頼された仕事は全てやるのだ、ということです。理由は前述の話の通りであり、上司から出る命令は、
「その部下なら出来ると思っている」ことであり、「やったほうがいいこと」であるからです。出来もしないことや、やらないほうがいい仕事は、部下に命令するはずがありません。
最初は「えっ?」と戸惑うような仕事なら最高です。そういう仕事は苦手なものであったり、経験したことがないようなものであったりするから・・・。
NOと拒絶したらそれまでです。自分の成長機会を自ら放棄するようなものです。だから返事は常に
「ハイ」か「YES」
でする。
今まで、安易にNOを言い続けてきてる人は、全てYESに変えてみてください。きっと人生が変わると思いますよ。
おまけ
自分の仕事を振り返ってみると、いろいろな局面で、結局は全て「YES」の返事をしてきているようです。
結果、全部いいことにつながっていると思います。そりゃ大変なこともあったかもしれないけれど、経験してよかったなあ、と、思えることしかありません。
もしも、自分が「NO」と言う時は、この会社を辞める時になるだろうと思います。そして、辞めたら自分で会社を興して仕事をします。他の企業に勤めようとは思いません。
なぜなら、こんなに魅力ある企業は他にはない!と、断言できるからです。
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