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公開日: 2017/03/31 - 最終更新日:2017/03/31

オカモトグループのビジネスモデル研究~自分で自分の首を絞める?~

中西 創
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238オカモトグループのビジネスモデル研究~自分で自分の首を絞める?~

自分で自分の首を絞める

普通は・・・

「自分で自分の首を絞める」

ということにならないよう、注意していくことが肝心であることが多くありますが、

「ビジネスの世界では、自分で自分の首を絞めていかないと成功していかない」

と思えることも多々あります。

オカモトグループのビジネスの中には、一見すると、自分で自分の首を絞めるようなことをやってきたから、今の成功があるというものがたくさんあり、これも1つの他社にはない特徴といえるかもしれません。

成功モデルを捨てる勇気

例えば、セルフ型のガソリンスタンドへの大転換、というのもその1つです。

オカモトグループのガソリンスタンドは、昔から日曜営業や24時間営業など、業界の慣例に逆らって、お客様志向で独自の営業をしていました。

そのため、販売数量も燃料以外の収益も多く、十分に儲かるフルサービス式のスタンドの経営に成功していたといえます。

90年代の後半になり、法改正でセルフ式が解禁になったのと同時に、セルフ型への転換をはかりました。

今まで成功モデルがあるのに、セルフ型?
それって、自分で自分の首を絞めるのでは?

などとも思っていましたが、セルフ式の方が、従来のフルサービスより経営上も、消費者的にも、これからの時代に合っていると踏み、

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いっきに全店をセルフ型に転換し、業界全体が衰退基調をたどる中、反比例するかのように業績を拡大しています。

今思えば、勇気のある大英断だったのだとよくわかります。

いずれ誰かに絞められるのだから・・・

スポーツクラブでも、日本のスタンダードだった、大型の総合型スポーツクラブの時代の中、次世代のスポーツクラブとして、

小型のジム専門24時間営業のクラブ

をここ数年、矢継ぎ早に出店してきました。

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欧米では、大型総合型のスポーツクラブを駆逐するかのような勢いで発達してきた業態です。

つまりは、今まで自分たちがやってきた総合型の首を絞めるかもしれない新型の業態を開発して、一気呵成に資源を投下して発展させています。

他にも事例は多々ありますが、様々なリサーチをかけて時流を分析していると、これから先何が成長していくかが見えてくるわけなので、それをやる、ということに尽きます。

今自分たちがやっているものの首を絞めるかもしれないけれど、いずれ他社が必ずやり始めて、必ず首は絞められる運命にあるのだから、

だったら、自分たちで将来を開拓しましょう!

ということなわけです。

これ、きっとなかなかできないことのはずで、そういうよい意味での「軽さ」が、いいんでしょうね。

<おまけ>

こういう言葉もあります。

「企業も組織も人も、自分を成長させてきた要因によって、衰退していく」

だから、絶えず変化・進化して、新たな成長因子を作り続けていくことが大事なんでしょうね。

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「つとめてよかった、やめたらダメよ」

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中西 創

帯広畜産大学卒。1991年オカモトグループ入社。経営企画室やRMC社長職を経て、2014年4月(株)オカモトホールディングス専務執行役員 グループ人事統括本部 本部長に就任。オカモトグループ チーフスカウトとして採用・教育等も担当。チャレンジャーを応援する天職アドバイザー。マラソン、マジック等多趣味。座右の銘は「従流志不変」。社内愛称は「デューク」。